三味線コラム -No.19-亀屋のこだわり。(地唄三味線編)

みなさんこんばんは。

亀屋の地唄三味線のこだわりを書きます。

地唄三味線は大きく分けて生田流と山田流がありまして、三味線の寸法が違います。
さらに各流派でも地域や先生によって寸法が違う場合があります。
ですので使うお客様によくお聞きしてから三味線をご用意するようにしてます。

三味線はバランスが大事ですので、天神が重くならないように注意して作ります。
地唄は中棹で胴も大きいでので、三味線が重くなりがちです。
弾き方もそんなに激しくは通常は弾きませんので、
木が硬い荒木はもちろんいいのですが重くなりますので、
お弟子さんの場合は重くならないように気を付けて、
木が硬すぎずトチの良い綺麗な三味線を作りたいですね。
棹の太さも最近は弾きやすさを考えて少し棹のふくらみをすっきり当店は作ってます。

地唄の方はさわりをとても気になさります。
地唄の駒は低いので、さわりをよく利かせるのは、難しいのですが、
注意を払いながらいいさわりを付けていきます。
お客様とお話ししながらお客様の前で最終的に、さわりを付ける場合もあります。

糸巻きはいい三味線は象牙を付けますので、慎重によく合せます。
当店は天神金物も特別に作ってもらってます。
この金物ですと糸巻きが良く止まります。
天神金物はとても大事です。
K22の金物を使うと特に止まりが良くなります。

皮も厚い皮を張りますので、よく張らないといい音が出ませんので、よく張るようにしていますが皮が厚いので大変です。
音が硬くなりがちですので、地唄らしい音が出るように気を付けています。

地唄の駒も鉛入りの駒が一番お求めやすいですが銀や金の駒もございます。
音が変わりますので、みなさん駒は何枚も持っていて曲によって変えています。

地唄の方はお琴・三絃・唄をやる方が多いいので、練習が大変だなといつも思います。

jiutashamisen

亀ちゃんより

亀ちゃん(亀屋邦楽器)

亀ちゃん(亀屋邦楽器) の紹介

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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三味線コラム -No.19-亀屋のこだわり。(地唄三味線編) への2件のフィードバック

  1. 高橋雅史 のコメント:

    山田と生田の三弦のサイズが違うとありますが、何がどう違うのでしょうか? また、撥も違うのですか? 教えていただけるとうれしいです。

  2. 亀ちゃん のコメント:

    コメントありがとうございます。山田流は関東で盛んです。私のお店もおばあ様位の年齢で東京の方は山田流が多いいです。生田と比べて山田流の三味線は細めで胴も小さいです。駒も生田のように水牛の駒も使いますが平駒と言って象牙の長唄のような駒も使います。撥も生田ほどは大きくありませんし長唄のような撥を使う事があります。山田流はよく唄が良いと聞いてます。以上です。

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