三味線コラム -No.24-夏休みにコクーン歌舞伎を観に行ってきました。

皆さん今晩は。

先週は私夏休みでして、8月13日渋谷のシアターコクーンに市川海老蔵さんのコクーン歌舞伎を観に行ってきました。

あまり歌舞伎は観た事がないのですが、お客様に歌舞伎が好きな事が多くいらっしゃいまして、耳年増になっていました。(笑)

皆さんやはり三味線がお好きですと歌舞伎が好きな方が多く、ご贔屓筋も色々でして、大変興味深く聞かせて頂いております。

その中でも海老蔵さんは好き嫌い当然あるのですが、聞いておりますと、
花があるというのは皆さんおっしゃいますので間違いがないようです。

今回故勘三郎さんの後を継いで第一回の公演で、満席で大変華やかな舞台でした。
上演前海老蔵さんの奥様やお姉様もいらして大変華やかな雰囲気でした。

演目は
藤間勘十朗さん演出の歌舞伎十八番の内『蛇柳』
宮本亜門さん演出の『疾風如白狗怒涛之花咲翁物語(はなさかじいさん)』
です。

私あまり歌舞伎の事は分からないのですが、私見ですが、『蛇柳』は市川家らしい分かり易い江戸前の演目だったと思います。後半にあっと驚く演出もあり大変見やすく楽しみました。
歌舞伎は華やかでいいですね、ある程度約束事を知っているととても分かり易く見やすいなと感じました。

『疾風如白狗怒涛之花咲翁物語(はなさかじいさん)』は商業演劇の宮本さんの演出ですので、当店は下北沢にも近いのですが劇団的な演出もあり台詞も分かり易く内容も誰もが知っている内容ですので、演出が難しかったのではないかなと観ていて思いました。

私はやはり三味線屋ですので『蛇柳』の方がしっくり来ましたが、どちらも大変な拍手を受けていました。

私はやはり三味線の方に目がいってしまいますね。
演奏者の中に知っている方もいると親近感が浮かびますね。

当店のお客様も三味線が好きな方が多いいので歌舞伎に行くとどうしても三味線の方の席を取る方が多いいようです。

歌舞伎座には一幕見と言う安く歌舞伎が見れる券もありますので、是非一度見ていない方は、歌舞伎座に観に行ってみては如何でしょうか。

ebizou
市川海老蔵 コクーン歌舞伎オフィシャルページ

亀ちゃんより

アバター画像

亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
カテゴリー: コラム パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください