三味線コラム -No.113 駒入れを紹介します。

皆さんこんばんは。

三味線の付属品にはよく出来てるな!
と思う付属品が沢山あります。

今回は桐の駒入れをご紹介します。

これがよく出来ているんですよ。
桐製の引出し式の糸駒付属品の商品ですが、ちょっと見ると引出し口がどこだか分かりません。
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ね!ちょっと見わからないでしょ。
私も商品紹介の時にたまに反対側を引いてしまう事があります。(笑)
桐たんすの技法が使われていると思います。

桐の駒入れなのですが
指物でもありますし表面はとの粉で仕上げてありますのでとても綺麗です。

引いてみますと、
150714komacase04
150714komacase03
このようになります。
中も仕事が細かく、仕切ってありますね。

仕切りをどのように使うかは自由ですが例えば、
150714komacase05
私はこのように入れました。
駒と糸とカセと爪弾き用の爪を入れてみました。
うまく収まりますね。

寸法ですが縦15cm*横9cm*厚さ3.8cmです。

お値段は1,800円(税抜き)です。

このような商品を見ると小さな商品ですが色々な技法が入っていて
日本人は木の使い方と細工の仕方が本当上手いな!
と感心します。

亀屋駒入れのページ
http://www.e-kameya.com/product/accessory/koma_case.html

亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/

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亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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