三味線亀屋 日高洋輔の奮闘記その百六十六”胡弓の弓の毛について”.

三味線亀屋 日高洋輔の奮闘記その百六十六”胡弓の弓”
胡弓の弓には、松ヤニがまぶされており、弾く時に弓毛と糸との間に摩擦が生まれ、音色が響きます。

ですが、弾いている間に、徐々に松ヤニが落ちるので、弾いた後は極力、弓に松ヤニをぬってあげた方がいいと思います。

一般的に、バイオリンと同じように固形の松ヤニを弓毛にそってぬるのですが、

店に持ち込まれる、弓を見ると、その松ヤニが十分でない状態の弓が多いです。

”松のしずく”という液状の松ヤニは一般的に胡弓を取り扱ってる店に売っているので、ぬりやすく、おすすめです。

それでも、十分に音が鳴らない場合は、松ヤニの付け直しが必要なので、持ってきて頂けたらと思います。毛に松ヤニの粉をまぶして溶かし込む修理をします(^。^)

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