三味線コラム -No.196 紅木の三味線の色の変化。(三味線亀ちゃん)

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
今日は紅木の三味線の色の変化について書いてみます。

舞台用の三味線は紅木の三味線が多いのですが、
この紅木の三味線は面白い特長がありまして、
荒木(三味線になる前の原木の状態)から、
三味線を作ると最初は赤いんです。
それが段々と赤から黒くなっていきます。

画像を見てもらうと分かると思いますが、上の最近作った三味線は下の三味線より
大分赤いのが分かりますよね。

この三味線は綺麗に赤くなっていますが、最近古い荒木が多いいので、
三味線を作ってみるとすでに黒くなっているところがあったり、
赤く残っているところがあったり、まだら模様になっている事もあります。
一部赤くなっている画像を載せますね。

この画像は分かりやすいと思うのですが、真ん中に赤く残っている所があり、
周辺が段々黒くなっていっているのが確認できると思います。

三味線が出来てこのような赤と黒が棹全体に出た時は、
少しお店に置いておき、ある程度全体が黒くなるまで置いておきます。

そうですね1ヶ月から1ヶ月半である程度黒くなるかなと思います。

なぜ三味線が黒くなるかと言うと、木に鉄分が入っているので、
空気に触れると段々黒くなってくると言う話を聞いています。

黒くなり方も真っ黒になる三味線もあるしある程度赤味を残して、
そこで止まってしまう三味線もあり様々です。
面白いですね。
色が徐々に変わっていくなんて木材でなければ楽しめませんよね。

三味線亀ちゃんとしては黒くなった三味線は赤くなりませんので、
三味線を作ったら最初の赤い三味線を楽しんでいただきたいな〜〜
と思います。

この秋は張替えが多くなってます。
夏に気候の変化が激しかったからだと思います。

皆さんも演奏会前に三味線のチェックを怠りなく!
修理の時は亀屋邦楽器をよろしくお願いします。(^^)/

三味線亀ちゃん
http://www.e-kameya.com/

亀ちゃん(亀屋邦楽器)

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当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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