三味線コラム-No.297. 地唄津山撥の木撥を紹介します。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
東京は一昨日桜の開花宣言が出ました!
良い季節になってきましたね!
今年の春は演奏会がたくさんあると良いなと思ってます。

さて今回は前回の柊の木撥に続き地唄の津山撥の木撥をご紹介します。
地唄の木撥はこれも珍しいと思いますよ。

隣の撥がプラスチック製の七寸八分の地唄津山撥です。
こちらの撥はお値段もお手頃で使う方が多いいのですが、
糸を弾いた時の擦れる音が気になる方が一部にいらっしゃいます。
これはなかなか改善が難しく困っていたのですがこの木撥ならばよろしいのではないかと
思っています。

木撥ですから削ったり出来ますので使い勝手が悪い場合ある程度直すことができます。
これも撥屋さんに行った時に見つけたのですが珍しいですね。
あまり地唄の方からも木撥の話は聞いた事がなかったのでこれもありかなと思って買ってきました。

プラスチックが無かった頃は木撥を使っていたと思います。
いつ頃からかプラスチックに変わってしまったのでしょうね。
大きいのでお値段もそれなりにしますが木撥もいいな〜〜と思った亀ちゃんでした。

三味線亀ちゃん
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