三味線コラム -No.167 胴材をお見せします。(三味線亀ちゃん)

みなさんこんばんは、三味線亀ちゃんです。

今日は”胴材”のお話をしたいと思います。
”胴材”とは皆さんが使っている胴になる前に、花林の木を、胴の形に4枚にカットした状態のことです。

以下を見てください。

三味線の胴は、共木(同じ木)で4枚にした花林材を、接着して箱型にして磨いたものが三味線の胴です。

共木でないと意味がないので、同じ漢字等を付けて管理してます。
ご覧の胴材ですが、同じ花林材でも色が大分違いますね。

自然の材料ですので、一つ一つ個性があります。
これが自然材の面白いところです。

さてクイズです!どちらが良い胴になるでしょうか?

答えは”特”と書いている胴材の方が良くなると思います。
”特”と書いてあるからではありませんよ。
胴の一つの評価として、胴材の年輪が丸く詰まってあるほど良いのですが、
”特”の胴の方が良くなると思われます。

(これを胴の巻きが良いと言います。)

先ほどから、”良くなると思われる。”と書いていますが、これはあくまで推定で、
この胴材を胴にする為に削ったりしますと、この胴の巻きがぼやけたり、最悪なくなってしまうことがあるのです。

そうなると、胴の価値が落ちてしまって”思ったより良くならなかったな〜〜〜ガクッ”となります。

出来上がった胴ですと、そうゆう事はなく間違いがないのですが、胴材で作ってみるとこれが意外と良くなる場合もあるんですよ。

そうしますと、”ヤッタ〜〜”となって嬉しいんですよね。

この変化が面白いんですよね。自然材の醍醐味です。

まあ我々もプロですので、あまり胴材の時点の見立てと大きく変わる事はないように胴材を選んでいます。

今回はこれぐらいにしまして、次回は、もう少し胴材を詳しく見てみたり綾杉の事も話したいと思います。

三味線亀ちゃん
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亀ちゃん(亀屋邦楽器)

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