亀ちゃんブログ今週も延期いたします。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

すみませ〜〜〜ん。
今回もブログ延期いたします。
ありがたいことに仕事が立て込みましてブログを書いている
時間がなくなりました。

ブログを書き始めてこんな事は初めてなのですが
嬉しい悲鳴です〜〜〜

また少し落ち着きましたら書きますね〜〜〜

三味線亀ちゃん
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今週のブログ来週に延期します。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

すいませ〜〜ん。今週は忙しくてblog延期いたします。
秋は繁忙期なのです。(涙)

来週はしっかり書きたいと思います。
これから涼しくなるようですので秋を楽しみましょうね(^^)/

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.330. 駒が壊れたら直るのか。(地唄駒編)

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

最近演奏会のフライアーをもらう事が多くなっております。
秋だなーと私は思います。
業界の風物詩ですね〜〜〜
秋は演奏会シーズンですからね〜〜
今日は演奏家の方達がばったりお店で出会っていましたが
お互いお忙しそうでした。(^^)
いい事ですね〜〜〜〜

さて今回は地唄の水牛の駒はどこが壊れるかをやりたいと思います。

全体的に薄くは作らないので角がかけたりする事は見た事はありません。
駒が糸のプレッシャーで潰れることもありません。

材料が水牛のツノなので全体的にヒビが入ってきます。
これは材料の特徴で前回の象牙の駒のように作りが薄いからヒビが入るのではなく、
材料の特徴で全体的に細かヒビが入ります。
これはしょうがないですね。音には関係ないので気にせず使いましょう。
水牛の駒はとても貴重になっているのでなるべく長く使い続けましょう。

あとは水牛は柔らかいので糸を乗せる部分の溝が深くなりやすいです。
ですので当店はなるべく最初は浅く溝をつけているのですが、
駒を付ける時はなるべく引き摺らないように駒を付けましょうね。


地唄の駒の最大の問題は裏に付いている金属がとれてしまう事でしょう。
材料が違う物が入っているので三味線はさわりがついて糸が大きく振動しますので
長い間に金属が浮いてきてしまい最終的にはとれてしまうこともあります。
弾いていてビリビリという音がすると裏の金属が浮いてきている証拠ですね。
とりあえず親指でぎゅっと押し込むとその日一曲ぐらいは持つかもしれません。
当店の持ってきて頂ければ直しますが直せばずっと使えるかというといずれは
また浮いてきてしまいます。

繰り返し直しながら使うのが現実的だと思います。
諦めずに修理してください。

ということで水牛の駒は大変貴重になってきているので長く大切に使いましょう。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.329. 駒が壊れたら直るのか。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
8月7日は立秋でしたね。
世田谷区は少〜〜〜し涼しくなったような気がします。(^^)
気温は同じなのですが体感が違うような気がしてます。

さて最近駒が壊れたから見て欲しいと言われることが多いいので
駒の壊れる所はある程度決まっているので色々な駒の壊れ方のお話したいと思います。

今回は長唄・端唄・民謡などに使われる舎利駒・象牙の駒が壊れた場合です。

このコマは全体的に薄く華奢に作られているので壊れるとなかなか直す事は難しいのが
正直な所です。

①は調子を高く取り過ぎて糸のテンションで潰してしまう事があります。
例えばC (4本)にしようとして一オクターブ上でとろうとして潰れてしまう事があります。折れると接着が困難ですので直りません。

②も同様な理由で折れますが強く駒を持って折ってしまうこともあります。
こちらも接着が困難で直りません。

③は正しく駒を持たないと矢印の部分が剥離してしまうことがあります。
糸から外す時に片方側だけ持って外そうとすると壊れる事があります。
こちらも細いので接着が困難で直りません。

④この部分はとても薄く作っているので象牙の場合が多いいのですが乾燥したりすると
割れてしまいます。
ある程度経年劣化の部分もあるので防ぐのは難しいのですが割れ方によっては音には
影響がない場合もあり気付かないで使っている方もいらっしゃいます。

⑤はちょっとした事で角が欠けます。落としたりしてしまった時などにも欠けます。
しかし大きく欠けなければ影響なく使える場合が多いいです。

以上駒はある程度壊れる所が決まっていますので正しく駒の取り外しをすることを心がけましょう。
練習しない時も駒をつけっぱなしにしていると①と②のような割れ方をするので
駒は使わない時は外しておいた方が無難です。

駒が壊れると三味線は弾けませんので予備の駒は持っておいて良いように思います。

次回以降にも他の駒の事も書きますね。

さて次回のブログは夏休みの為にお休みで次回のブログは9/6(金)の予定です。
当店は今年は8/11~15までお店を閉めます。
お気をつけください。

それでは皆様も夏休み楽しんでくださいね〜〜〜〜

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.328. 小学4年生の音楽の教科書の当店の楽器が掲載されました。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
暑い日が続いていますね。
こんな中でも当店に訪問してくださるお客様には本当に感謝しております。
ありがとうございます。(  ᴗ͈ˬᴗ͈)
当店は移転してから小田急線経堂駅徒歩3分になったので、駅から近くて
ありがたいと言われるのは少しホッとしております。

さて今回は当店の津軽三味線と沖縄三線の画像が
今年の4月からの小学4年生の音楽の教科書に掲載されている!
という事をお知らせしたくてこのブログを書きます。

教育芸術社さんからいつもご依頼いただいておりまして今回の教科書にも当店の楽器の画像使って頂いております。
教科書ですからね!とても名誉な事だと思っております。

この教科書を手に取る小学4年生が当店の楽器を見てくれていると思うと光栄の極みですね。
拝見しましたが最近の教科書はカラフルで絵も画像も多くて読みやすいですね。
表紙にも日本の楽器の箏も載せてくださっていますしダイバーシティーな表紙ですよね。

裏表紙を見ますとしっかり亀屋の名前も入っています。

皆さんの周りに小学4年生がいらっしゃいましたらぜひご覧になってみてください。
P59に当店提供の津軽三味線と沖縄三線の画像が掲載されております。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.327. 三味線の棹の形の地域差。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
東京は暑い日が続いております。
今日は雨で30度を超えませんでしたが湿度が凄いです。
この湿度では三味線も鳴らないですよね。
皆さん三味線がいい音しないのは皆さんのせいではなく湿度のせいですよ〜〜〜(^^)/

さて今回は三味線の棹の形の地域差というお話しです。
三味線は日本の民族楽器ですのでどの地域でも三味線はあります。
しかし昔は特にそうでしたが物流や交通が不便でしたので
その地域の職人さんが作っておりました。
それこそ山一つ越えますと三味線の形も違うという事もあったと思います。

私なんかも関東と関西の三味線の形は違うなと思うことがあります。
関西の三味線は全体的に丸みがあります。

関西の三味線は矢印の辺りの丸みが強い傾向があると思います。
我々が使う言葉で”棹の二番の辺りに丸みがついている。”と言います。
関東特に東京の三味線はあまり二番の辺に丸みをつけません。
胴も関西仕上げの胴は丸みが強いですね。

特に地唄の三味線に違いが大きいように思います。
お店で三味線を拝見しますと関西出来の地唄三味線は比較的すぐに分かります。

最近はあまり三味線の形も地域差が少なくなって来ましたが今だに関東関西で
地域差があるのはとても豊かな良い事だと私は思っております。

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.326. 手編みオリジナル指掛け入荷いたしました。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

梅雨ですね〜〜〜
今日は東京は土砂降りです。
前回のコラムを読んで頂いて三味線の梅雨対策してくださいね。(^^)/

さて今回は当店オリジナル商品の手編みのオリジナル指かけが入荷いたしましたので
ご紹介いたします。
こちらはお客様に編み物がお上手な方がいらっしゃって好意で作って頂いております。

いつもとても好評頂いております。
指の部分に花のデザインがありまして可愛くできております。


色合いも色々考えてくださっています。
お手間の割には安くご提供していると思いますのでぜひ下記の当店HPよりご注文ください。

手編みの為入荷数が少量です。興味のある方はぜひ下記の当店ページでご確認ください。

亀屋邦楽器 指かけのページ
https://e-kameya.com/accessory/yubikake.html

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.325. 梅雨時は三味線の保管に注意!

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

すみません〜〜〜更新が先週でしたのに今まで気づきませんでした。
おかげさまで忙しくさせて頂いていて気づきませんでした。(恥)

さて沖縄では梅雨真っ盛りのようですが本土はこれから梅雨に入っていきます。
雨が多いい時機は三味線の保存や扱いに注意が必要です。

この時期に何度かブログに梅雨時の注意点書いてきました。
昨年のこの時期のブログがとてもよく書けているので再掲載いたします。
ぜひ参考にしてください。

私何度か同じ主題でブログを書いておりますが、
最近私のブログを見始めた方もいらっしゃるだろうし、
大事なことは大事ですので書いております。

まず梅雨時には皮が破れるリスクが高まりますので
以下のブログを読んで見てください。
三味線の皮の保存方法が書いてある 2年前のブログです。
https://e-kameya.com/blog/?p=7241

こちらを見ていただくと梅雨の時期の皮のケアの仕方が分かります。

次の話題は糸巻きの取り扱いです。
糸巻きは象牙や黒檀で出来ているので、湿度が高くなってくると膨らんで
動かなくなることが良くあります。
このような時は以下のブログを参考にしてください。
https://e-kameya.com/blog/?p=7258

ちょっと注意すれば未然に防げますよ。

最後は梅雨の時は三味線の音が悪くなりますので
音が良くなるちょっとしたコツが書いてあるのが以下のブログです。
https://e-kameya.com/blog/?p=7271

ちょっとした駒の位置で音が変わりますよ。

これから日本は梅雨に入る所が多くなりますが
少し手間をかけてあげて乗り切りましょう!

I will add a sentence translated into English later~!
Please look forward to it.

三味線亀ちゃん
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Good evening everyone. I am Shamisen Kame-chan.
It will soon be the rainy season in Japan.
The rainy season is the most important season of the year for shamisen players.
The skin can tear, the spool can get stuck, and other troublesome things can happen.

I have written several blogs on my blog about the precautions to take during the rainy season.
Let’s look back at them again. I’m going to try to do that.

I have written several blogs on the same subject,
Some of you may have recently started reading my blog,
I am writing this blog because what is important is important.

First of all, the risk of skin breakage increases during the rainy season.
Please read and see the following blog.
This is a blog from 2 years ago that describes how to preserve shamisen skins.
https://e-kameya.com/blog/?p=7241

Here you can learn how to take care of the skins during the rainy season.

The next topic is handling the string rolls.
Spools are made of ivory or ebony, and they often swell up and get stuck when the humidity gets high.
When the humidity gets too high, they often swell up and stop moving.
If this happens, please refer to the following blog.
https://e-kameya.com/blog/?p=7258

If you are a little careful, you can prevent this from happening.

Lastly, the sound of the shamisen becomes worse during the rainy season.
The following blog contains little tips to improve the sound.
https://e-kameya.com/blog/?p=7271

The sound changes with the position of the pieces.

From now on, many places in Japan will be in the rainy season.
Let’s get through it by giving a little effort!

Shamisen Kamechan
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東京都港区青山スクエアーで展示販売してます。

みなさんこんにちは。三味線亀ちゃんです。
前回のブログでご紹介した東京三味線と東京琴が経済産業省の伝統的工芸品に
指定されました。
伝統的工芸品の指定が始まりまして50年という事で
東京都港区の青山スクエアーにおいて今日(5月31日)から(6月6日)まで
50周年記念フェアが行われております。

その中で当店が三味線と付属品を展示販売しております。
明日はパネルディスカッションなども行われますのでぜひ時間のある方はご訪問ください。
三味線の付属品も展示しております。(^^)/

 

パネルディスカッション紹介のHP(青山スクエアーHP)
https://kougeihin.jp/event/20240524/

青山スクエアーHP
https://kougeihin.jp

三味線亀ちゃん
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三味線コラム-No.324. 東京三味線と東京琴が経済産業省の伝統的工芸品に指定されています。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

ゴールデンウィークも過ぎまして春というより初夏という感じになってきました。
当店はゴールデンウィークが終わりますと皆さんが多くご来店くださっております。
大型連休前は暇な事が多いいですね。(^^)

さて今回は東京三味線と東京琴が経済産業省の伝統的工芸品に令和4(2022)年9月16日に
指定された事をお知らせいたします。

今までは東京都の伝統工芸品に平成4(1992年)に指定されていたのですが、
国レベルでの指定となりました。

私も所属している組合の組合長さん中心に指定に向けて頑張っていたのですが、
ついに指定されました。

これにより国のご協力を頂き後継者育成や材料確保、新しい素材の開発等を進めていきたいと思っております。

三味線や琴は自然由来の材料が多く年々確保が難しくなってきているのが実情です。
業界だけでは解決できない問題も多く行政のご協力は不可欠だと思います。

三味線・琴の演奏家や愛好家の方にいつまでも楽器や付属品を提供し続けていけたらなと
思っている亀ちゃんです。

国指定の伝統的工芸品に指定して頂いたので東京港区青山の青山スクエアーというところで様々な工芸品が展示販売しております。
そちらに三味線琴も仲間入りさせて頂きました。

2024年6月1日(土)13:00~14:00に「東京琴」、「東京三味線」、伝統的工芸品として、邦楽器の道具となる鑿や鉋、鋸などを生産する「播州三木打刃物」、そして琴の原材料となる「会津桐」の方々のパネルディスカッションがあります。

家の組合長さんも出演しますので興味ある方はぜひ尋ねてみてください。

パネルディスカッション紹介のHP(青山スクエアーHP)
https://kougeihin.jp/event/20240524/

青山スクエアーHP
https://kougeihin.jp

経済産業省東京三味線・東京琴の伝統的工芸品指定のリリースのページ
https://www.meti.go.jp/press/2022/11/20221116001/20221116001.html

三味線亀ちゃん
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