みなさんこんばんは三味線亀ちゃんです。
最近大変ありがたい事にこちらのブログを見ていると声を掛けられます。
大変嬉しくてブログを書いていて本当〜〜に良かったなと思う瞬間なのですが、
今回のブログはブログを見ているお客様との会話で出てきたテーマです。
撥皮ありますよね皮の上に付いていて撥が皮に当たる所にある白い紙のようなものが
撥皮です。
この撥皮の取り替え方は何度かブログでも取り上げたのですが、
撥皮って自然に部分的に剥がれたり、初心者の方がよくやるのですが
撥先に引っ掛けて剥がしてしまう事があります。
これを綺麗にしてほしいとお店に来る方がいらっしゃるのですがこれはご自分で直す事ができると思います。
こちらの直し方を今回はブログのテーマにしたいと思います。
今回は撥剥がれの部分をやってみますね。
以上なような物をご用意ください。
フォークやスプーンで良いですのでなるべく柄の部分がギザギザではなく平な柄の形状の
物が良いと思います。
撥皮糊をまずは剥がれた部分に差し込みます。
多くても構いません最後には拭き取りますので。
それをですね竹のヘラが1番良いのですが通常ご家庭にはないと思うのでスプーンやフォークの柄の部分で巻き上がった部分を元に戻すようにこそいでください。
この時ノリが撥皮に残ると凸凹するので平らになるように、こそいでください。
そうしましたら白いタオルではみ出た糊を拭き取ってください。
その時にすこし水分を含ませると撥皮が馴染んで上手く付きます。
付ける水の量は唾を付けた位の少量で結構です。
水の量が多すぎると皮が変色したり皮を付けているノリが湿度で取れてしまう事が
まれにあります。
以上のように綺麗に撥皮が修復できます。
やり方は津軽三味線の撥皮の剥がれも同じです。
ぜひ困ったときはやってみてください。
次回は自然に剥がれた方を付け直ししてみようと思います。
三味線亀ちゃん
https://e-kameya.com/