三味線コラム -No.178 化繊の糸を使うと・・・(三味線亀ちゃん)

みなさんこんばんは。
今回は前回の続きで、化繊の糸についてお話しします。

その前に前回のコラムにコメントをいただいた中で、
釣り糸のテグスを使っているというお話がありましたが、
これはよく聞く話で、私は新内流しの時の上調子は細い糸を使うので、
市販の化繊の三味線の三の糸では太いので、テグスを使うというのはよく聞きます。
みなさんいろいろ考えていらっしゃいますね。

前回書いたようにテトロンやナイロンの糸は最近よく使われるようになりましたが、
圧倒的に三の糸が多いいです。やはり切れやすいですからね。

二の糸も使う方がいるのですが、私はあまりお勧めはしませんかね。
二の糸は太いので、糸がよってあるんですよ。

化繊の糸は切れにくいので、その代わり三味線本体が削れて傷んでしまうんですよね。
棹にカンベリ(棹の表面削れる。)がたってしまいます。爪も削れてしまいます。

男性の方はまだいいかもしれませんが、女性は辛いですよね。

一の絹糸はもちろんよってあるんですが、やはり押さえると柔らかいですよね。
この辺が絹のいいところですよね。
今ふっと思ったのですが、糸に絹を使うって贅沢ですよね。
昔は絹といえば西洋では贅沢品ですものね。それを楽器の弦に使うなんて。
黄金の国ジパングですし、シルクの国ジパングですよね〜〜

まあ一と二と三の糸を比べると

一と二の糸はよってあります。
一の糸は絹糸なのですが、二のテトロン糸の方がよりがはっきりしてますよね。
やはり棹が痛みやすいですね。

三の糸も着れるから、爪とか三味線の棹が痛まないのであって、やはりそこが良ければ、他に不都合が出るということですかね。

そこらへんを皆さんも考えながらお使いになったらいいと思います。

三味線亀ちゃん
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亀ちゃん(亀屋邦楽器)

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