日髙洋輔の奮闘記その二十六
“天神”
天神付けをしました。
三味線が倒れたりすると、このように天神がとれることがあります。
まず、粘着物をノミで取って
上棹と天神をくっつけて、
万力で止めておく。
乾いたら、乳袋の面を平にし
さわりをいれます。
さわり(上駒の下の部分)の溝を砥石で削るのですが、
これがまた、ものすごく神経を使います。
さわり場を作り、溝を砥石で削るまで一時間以上、
神経を研ぎ澄まし続けなければいけません。
0.5ミリを削る、削らないの世界なので、
集中力が無い時は、”さわり”はいれられませんヽ(;▽;)ノ
上駒を付けて、できあがり
追記
ここ数日、朝と夜が涼しくなってきましたね。
今朝、多摩川沿いを散歩したら、風が肌寒く、秋の気配を少し感じました。
近くの橋を渡った場所から、富士山が見えました(^_^)☆
写真中央に写る薄い山が “富士山”です。