日髙洋輔の奮闘記その四十五”胴ごしらえ”

日髙洋輔の奮闘記その四十五
“胴ごしらえ”

 

三味線の皮は強い力で張られてるので、気候の変化などでも破れやすく、とてもデリケートです。

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張替えをする工程の中に”胴ごしらえ”と呼ぶ

作業があります。

 

胴ごしらえとは三味線の胴に皮を張るための下ごしらえの作業のことで、

胴に蝋を塗り、縄をかけ、もじりという道具で縄を締めます。

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この下準備をしておかないと、胴がバラバラになっちゃったりもするので、張替えには

重要な工程です。

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話が少し変わりますが、

今、豪徳寺の地域の中学校では、
三日間の職場体験学習が行われています。

コンビニや保育園、大学などに職場体験に行く中、お店には二年生の男の子がきてくれていて、女将さんに教えてもらいながら、
胴ごしらえに挑戦してもらっています。

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手先の器用な男の子で、たくさん胴ごしらえしました。

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一日中”あぐら”で座って作業するという、慣れてない人には大変な仕事なのですが、

帰りに”楽しかったです”と笑顔を見せてくれてましたので、

 

三味線屋さんの素質があるかもしれません(笑)

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