三味線コラム -No.53- 三味線の楽譜について。

皆さんこんばんは。
春のセールの節は皆さんにお世話になりました。
たくさんの方にご来店頂き大変嬉しかったです。
セールが終わっても亀屋は営業してますのでよろしくお願いします。(笑)
今日は三味線の楽譜について書きます。

三味線の楽譜は色々な種類があります。横書き縦書き、縦書きの中でも色々な表記方法(青柳譜・研精会譜・地唄譜・佐門譜・杵勝譜等)があります。

昔は、日本のお稽古の方法は、一対一で、楽譜は無く師匠の指使いや、唄を聞きながらのお稽古でした。このお稽古方法ですと、曲を暗記できますので、一度覚えると忘れません。一曲覚えるのに時間はかかりますが、この方法も良いと思いますよ。

その代わり一日おきとか毎日とかお稽古だったようです。でも一回の時間は短かったようです。これならば少しずつですが覚える事が出来たと思います。

でもだんだん週に一度のお稽古になりますとなかなか、暗記では、お稽古が進まなくなりますよね、ですので、だんだん譜本という物が必要になってきたと思います。

昔は交通や通信が発達していませんでしたから、それぞれの地方地方、流派流派で独自の楽譜が発達したのだと思います。

それぞれ、工夫して作った楽譜ですので、それぞれ良い所があります。

現在一番色々なジャンルで使われているのは、横譜でしょうか。押さえるポジション(勘所)が三本の線上に書いてありまして、それぞれ一の糸二の糸三の糸の上に勘所が書いてあります。

私は世界中の方に日本にいながら、例えばskypeで教えると言うのも良いのではないかと思うのですが。

21世紀ですので、邦楽も統一した楽譜が出来れば良いなと、思ってます。
(^^)

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亀ちゃんより
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