みなさんこんばんは。
今回は三味線屋さんが使う道具の面白いと思う道具をご紹介します。
まずは画像を見てください。
この刃物は”なまぞり”といいます。
この名前が正しいか分かりません。
三味線屋さんの学校はないので、家ではこう呼んでいます。
他のお店ですと違う呼び方をしているかもしれません。
面白い形していますよね。
刃が反っているでしょ。
これは以下のような使い方をします。
三味線の裏側の曲線の部分を削るのに使います。
まっすぐな刃ですと削れませんからね。(^^)
脚で押さえて指でぐいぐい押して削ります。
紅木の木は硬いですからね、力が要ります。(疲)
私、右利きですので、主に右腕を使うのですが、私の腕は左右比べると右が大分太いです。
刃が反ってますので、最初はうまく削るのが難しくて、慣れが必要です。
慣れてくるとバリバリ削れて気持ちいいです。
この刃を研ぐのが難しくて、なにせ反ってますから。
結構面白い道具でしょ。
このように三味線屋さんはそれぞれの、場所に適切な道具を使って作業をします。
日本人の器用な面が出ていて、なまぞりを見ると面白いなといつも思います。
面白い道具はまだあるのでまた紹介しますね。(^^)/
亀ちゃんより
http://www.e-akmeya.com/