皆さんこんばんは。
お盆も終わり私も夏休みを頂いてまた元気にブログを書こうと思っています。
さてお盆が終わりますと皮の張り替えが増えてきます。秋は演奏会シーズンですので、皆さん色々演奏の予定が入っています、
その前に皆さん三味線の整備をしますので、お盆明けから、三味線屋さんに修理を出す方が増えてきます。
秋は三味線屋が一番忙しいシーズンです。
最近東京は夏が暑く湿度も高いので皮が破れる事があります。
以上のような状態で皮が破れて家に張替えを持っていらっしゃいます。
当店は張替えの時は棹もなるべく一緒に預かります。
皮を張り替えるだけですと、いい音がしない場合があるからです。
糸巻きの調子が悪かったりサワリがつかなかったり、棹と胴のバランスが悪かったりすると、いくら新しい皮に張り替えても良い音がしません。
ですので家はなるべく三味線の棹を預かるようにしています。
以上のような修理は手間がかかる割に修理代金は安いので、
三味線の張替えだけしていた方が効率が良いですのですが、やはりいい音になって使いやすく三味線を弾いて頂きたいので、家は棹まで預かるようになるべくしています。
よく演奏前に特に悪い所がないのだけど、三味線の調子を見て欲しいと言う方が来店して下さいます。
三味線屋さんに見てもらうと弾く時に安心出来るからと言う方もいらっしゃいます。
そうゆう時は私も、上手く演奏会で弾いて頂きたいので、気合いが入りますね。
最近三味線屋さんに行ってないなと言う方はこの秋一度三味線屋さんを訪れては如何でしょうか。
p.s.前回紹介しましたが、夏休みに木で作った三味線を弾く人形をまたアップします。
私のお気に入りです。
亀ちゃんより
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