三味線コラム -No.86 糸の太さが分からない時。

皆さんこんばんは。
皆さん糸が無くなると三味線屋さんに糸を買いに行きますよね。

その時に時々いらっしゃるのですが、
自分の使っている糸の太さが分からない方がいらっしゃいます。

糸っていろいろ太さがあるんですよ。
一の糸から三の糸まで何十種類とあります。
ですので、三味線屋さんは「一の糸下さい。」と言われても分からない場合があります。
大体やっていらっしゃるジャンル津軽とか長唄等である程度私たちは判断がつくのですが、糸の太さの番手が分からなくても同じ糸を買う方法があります。
糸は巻き紙である程度分かります。

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この巻き紙の色で分かります。
この糸は富士糸さんの糸ですが、左側は14-1で右側は30-1です。
ですので、この巻き紙の色を覚えておいて頂いて、三味線屋さんに行った時
糸の番手が分からないときは、例えば「一の糸で巻き紙が水色です。」と言えば14-1だと我々は分かるのです。

あと習っている三味線の種類を言って頂ければ例えば「津軽三味線をやっていて一の糸が欲しいのですけど。」と言って頂ければ大体上の写真の右側の30-1だと分かります。

以上のようにいろいろ糸の番手が分かる方法がありますので、糸がないなと気づいたら、糸の番手が分からなくても、ふらっと家に寄って下さいね。

お待ちしてます!(^^)/

亀ちゃんよりhttp://www.e-kameya.com/

 

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亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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