皆さんこんばんは。
今回でコラムも100回を迎えます!(紙吹雪パラパラ!!)
100回まで続けられた自分に感動してます。
100回なので何か特別な!と思いましたが、いい考えが浮かばないので(笑)、
今日は前回からの関連で”象牙風撥”をご紹介します。
前回は”べっ甲風撥”をご紹介しましたが、今回は”象牙風撥”です。
象牙の撥に近い引き味の撥が出ておりまして、長唄の撥(20匁)〜地唄の撥(津山7寸8分)まで結構多種類出ております。
地唄の撥は撥先の厚さも厚目と薄目が選択できます。
こちらが長唄の撥
こちらが津山撥です。
以下の画像のように鉛が入っていて重さを出しています。
象牙は象牙自体の重さですが、象牙調は鉛で重さを調節してます。
象牙長撥ですが、色々な方にご紹介しているのですが、”良い”という方もいらっしゃいますし”ん〜〜〜”という方もいらっしゃいます。
この撥なんですが結構”しなる”んですよ。
以下を見てください。
これが評価を分けているのかなと思ってます。
撥なのでしなりを出したいので、柔らかいプラスチックを使っているようです。
私が思うのに、もう少し固めのプラスチックを使って、先を削って我々楽器屋が調整できるようにすると、合う方が増えるんじゃないかと思います。
でも今の所しなるプラスチック撥はこれしかないので、象牙撥を買えない方や海外に撥を持って行きたい方には、最適かなと思ってご紹介しました。
象牙調撥あまり皆さんに知られていないように感じますのでご紹介しました。
値段は例えば25匁の撥で12,960円(税込み)、津山の7寸8分で35,000円(税込み)です。
当店の象牙調撥のページ
http://www.e-kameya.com/product/accessory/fakeivory_bachi.html
亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/