三味線コラム -No.117 糸巻きの止め方….続き。

皆さんこんばんは。

先週糸巻きについて書きましたが、書き足りないな・・と思いましたので、
もうちょっと書きますね。

先週は三味線を構えてからの糸巻きの止め方を書きましたが、
構える前に三味線を膝に置いて音合わせをすると思うのですが、
その時も、やはり糸巻きを押し込まないと止まりません。
その時に三味線の糸倉に指を入れて押し込むととてもやりやすいです。
更に一と三の糸はお腹にグッ方向にぐっと入れるとやりやすいですよ。
以下の画像を見てください。

一の糸
150827itomaki01

三の糸
150827itomaki03

二の糸
150827itomaki02
着物を着ていますとこのお腹の部分が帯ですので、硬くなっていますので、洋服よりずっと止まりやすくなります。

押し込むのもですね、最初はカラカラと糸巻きを回してくださいね、そして調子をとって、最後の調子が合うところでグッと押しこんでくださいね。
最初から押し込んでいると疲れちゃいますからね。(^^)

このように指を入れて糸巻きを止めていると自然と指が糸巻きに触れて、汗などが糸巻きが移って糸巻きが汗などで滑ってきます。

その時は糸巻きをお湯で洗うと良いですよ。
汗などの油がとれて止まりが良くなります。

墨を塗るということもやっている方もいるようです。

以上参考にしてくださいね。(^^)/

亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/

 

アバター画像

亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
カテゴリー: コラム パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください