みなさんこんばんは。
秋の長雨ですね〜〜〜 涼しくなって嬉しいんですけど、三味線にはやな季節ですね。
今年は強烈に暑い日が続いたので三味線の皮が結構破れています。
この時期皆さん秋の演奏会の為に当店に三味線の修理ご依頼頂いてます。
皆さんも三味線をチェックしてみてくださいね。
さて今日は三味線を長袋に実際に入れてみよう! というコラムです。
三味線の長袋は柄が日本的で綺麗で、この時期のような長雨の時に入れておくと湿気防止にもなります。
長袋に入れる前に和紙に入れてくださいね!
意外と皆さん正しい入れ方を知らない方もいるようですので、画像を使いながら説明します。
ここがまずポイントですが、天神部分の長袋をひねって長袋の角と天神の先を合わせてください。その際長袋をねじることになります。
よくこの長袋の角と天神の先を合わせない方がいますが、うまく三味線が入りません。
これは知らないと出来ませんので、今日知った人はラッキーですよ。(笑)
三味線を入れる時によく確認してください。
そして着物を着るようにこの部分を畳みます。
そうしましたら胴の少し上の部分で一巻き固く縛ってください。
ここもポイントです。
ここを固くしばることで湿気の侵入を防ぎます。
紐を天神方向へ縛りながら持っていきます。
最後に天神の乳袋(さわり溝の下の膨らんでいる所)の下でここも軽く縛って止めます。
以上です。
このようにしますと綺麗に仕上がります。
このやり方は亀屋のやり方です。 いろいろ紐の縛り方はありますので先生に聞いてみるのも良いかもしれませんよ。
皆さん長袋に入れる時は是非やってみてください。(^^)/
亀ちゃんより
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