皆さんこんばんは。
忘年会の季節になりましたが、みなさん如何ですか?
私は先週飲み過ぎで調子悪かったです。(恥)
体調管理には気をつけましょうね。
さて先週まで連載していた江戸時代の三味線”櫻”には象牙撥が付いております。
正確に言いますとこの象牙撥は櫻に付いていたわけではありません。
ですので江戸時代の撥とは言えません。
ですが昔の撥の形をよく残していると思います。
いまの象牙撥と比べると、
私も何丁も昔の撥を見るのですが、このような開きが短くて全長が長い撥がをよく見ます。
浮世絵の撥を見るとこのような撥を使っています。
江戸時代はこのような形の撥を使っていたようです。
私このような撥を見ると義太夫の撥に似てるなといつも思います。
これが今の義太夫の撥です。
昔の撥と比べますと、
よく似ています。
やはり義太夫は三味線の昔の形をよく残していると思います。
先の厚さは全然違いますが。
昔の撥は先も大分薄いです。
今の長唄のような弾き方ですと先が折れてしまうと思います。
弾き方も違ったのでしょうね。
どう弾いたのでしょうか興味深いですね。
これは演奏家の方の意見を聞いてみたいのですが、私なりに想像しますに、
さらさらと糸を弾くようにゆっくり弾いたのでしょうか。
何れにしても今の弾き方とは大分違ったのでしょうね。
演奏方法も時代とともに変わるんですね。
亀ちゃんより
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