皆さんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
今日は私たちがいつも使っている砥石をご紹介します。
砥石と言って皆さんわかりますよね。
念のためですが、私達が使っているノミやカンナの刃を研ぐ石です。
今日はいつも奮闘記を書いてくれている日高くんに登場してもらいましょう!
日高がカンナの刃を研いでいます。
私達が削る木は花林や紅木ですので、普通の木よりずっと硬いです。
紅木は特に水に沈む位硬いです。
硬い木ですので、大工さんが使う刃物よりずっと角度を鈍角にします。
下の画像を見て下さい。
これぐらいの角度にしないと、歯がボロボロに欠けてしまいます。
鋭角の刃は私たちも仮継ぎ(主にホウの木)を作る時に使います。
この刃は結構長持ちして、一度研ぐと結構長く使えます。
しかし紅木等の硬木を削る刃はすぐの切れなくなります。
ですので私達はしょっちゅう刃を研いでます。
ですので、あまり砥石で研いでいる時間が長いと仕事になりませんので、
なるべくパパっと磨きます。
通常刃物は中砥と仕上げ砥で仕上げるのですが、
家は硬木の刃物研ぎは中砥だけで研ぎます。
それがこれです。
800番の合成砥石です。
どこにでも売っている砥石だと思います。
天然砥石も持っているのですが、品質がまちまちで当たり外れが大きいので、硬木の刃は頻繁に研ぐので、合成砥石でいいのかなと思ってます。
仮継を作る時には800番の後に4000番の仕上げ砥石で仕上げます。
しかし数年前に良い砥石を見つけました!
次回紹介します!
三味線亀ちゃんより
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