みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
寒くなってきましたね。私、実は寒いのは嫌いです。
寒いと何か寂しくなってしまいます。でも布団に入る時は暖かくてホッとしますね。
さて、前回までご紹介した赤漆で装飾された三味線に素敵な天神袋が付いていました。
素敵でしょ！
表が黒柄で裏が赤柄で綺麗ですよね。中は桜の花で花びらが散っています。
粋ですね！天神袋の裏なんか隠れて見えないのにね。
昔の日本人はこうゆうところをかえって派手にしますよね。
着物の裏地もそうですよね。男物の地味な羽織に裏地に派手な刺繍なんか入れますよね。
こうゆうところに私たちは粋を感じますね。
三味線屋をしていると時々昔の柄の天神袋を見ます。
昔はいろいろ柄の天神袋があったんでしょうね。
今は天神袋は黒しかなくなってしまいましたね。
最近ですと、天神袋に巾着をかぶせておしゃれをしますね。
天神巾着は天神の保護というよりおしゃれですよね。
巾着の先が破れている方がいますが、おしゃれですから、時々取り替えましょうね。
津軽三味線には津軽塗りの天神袋があります。
これはまた手間がかかっているので良いんですよね。綺麗です。
今、当店で、津軽塗り風の普通三味線用の天神袋を持ってます。
天神袋もいろいろあったほうが楽しいですよね。
昔の三味線は、本当に生活に根ざしていたので、天神袋でもいろいろ皆さん凝って使っていたんですね。
三味線が生活の中にあったのだなと思った、三味線亀ちゃんでした。
三味線亀ちゃんより
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