三味線亀屋 日髙洋輔の奮闘記その百五十九”三味線そり直し”

三味線亀屋 日高洋輔の奮闘記その百五十九”三味線そり直し”

今日は三味線の”そり直し”という修理をしました。三味線の棹は水にも沈む硬い紅木という木材で作られていますが、自然界にできる木ですので、長い間に歪みが出て、木がそれてくる場合があります。

それる方向によって修理の仕方も変わるのですが、今回のそりかたは勘所がへこむ状態になってるので、さわり場と鳩胸、ホゾなどを調整して直します。
できるだけ削りを少なくして、最終的に磨き上げた時に三味線本来のそり具合になるよう、さわり場などを調整するのが難しい(⌒-⌒; )
それる方向によっては、勘所を押さえた時に棹から糸が落ちたり、音が出なくなってしまう場合もあるので、音の響き方に何か異常を感じたら、そうした修理が必要な場合もあるので、気にして見てくださいd(^_^o)

三味線亀屋 日髙

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