みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
さて前回からの続きで胴材(三味線の胴にする材料)の話をしましょう。
同じ胴材でも、いろいろで、胴材の厚さも違います。
厚いと津軽三味線の胴にも使えますので良いのですが、
昔は、あまり津軽三味線は普及していなかったので、津軽三味線の胴を作ることを考えて胴材を取らなかったのですね。
胴材を胴のギリギリの寸法で切っておけば一つの材木で多くの胴が採れますよね。
これは棹の材料、荒木にも言えることで、津軽は材料が大きくなくてはいけませんし、昔しの材料は津軽の寸法が足りないものが多いいですので厳しいですね。
胴材を裏側から見ると上記の写真の上がそうですが、綾杉を彫っていませんと、こんな状態です。
下記の写真のように、綺麗に綾杉を彫られていきます。
胴材の裏側まで木目が見えているのは、いい材料なんですよ。
この胴材を綺麗に磨くと左のような綺麗なみなさんが使っている胴になります。
胴は磨いてから何度も漆を入れて仕上げてこのようにピカピカの胴になります。
みなさんもご自分の使っている三味線の胴を見てみてくださいね。(^^)/
三味線亀ちゃん
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