皆さんこんばんは。 三味線亀ちゃんです。
東京はすっかり秋らしく今日などは寒いぐらいです。
今年は雨が多いいですね。
今も雨が降ったり止んだりしてます。
さて今日は素敵な三味線と糸巻き達があったので紹介します。
樫の三味線紅木の板が張ってあります。
たまにこうゆう三味線はあるのですが
継いでいるところがおしゃれにV字に継いであります。
別にこのようにする必要はないのですが職人さんの
センスを感じられますね。
この三味線は道中三味線でして
六つ折れになります。
綺麗におなじ長さに折れますので持ち運びしやすいですよね。
おそらく戦前の大正か昭和初期のものだと思います。
細い三味線ですから旅行に持っていって夜に弾いて楽しんだのでしょうね。
さらにですねこの三味線の糸巻きがまたおしゃれで
黒檀と樫を組み木細工のように組んで作っています。
この作りの糸巻きは私初めて見ました。
手が込んでますよね。見ていて楽しいですね。
これは私の私見ですが20世紀初頭はアールヌーボやアール・デコ等が流行していて
装飾が豪華で華麗な手の込んだものが良いとされていたのではないのでしょうか。
昔の三味線も蒔絵を入れたり手の込んだ装飾の三味線が見受けられます。
最近はあまりこのような装飾をしないのは価格の問題もあるのでしょうが
シンプルなデザインをよしとする時代なのかなとも
この三味線を見ながら思ったりしました。
こちらの津軽塗の糸巻きも見事ですね。現代風で色がカラフルです。
今でも色々おしゃれが出来るのだなと思った糸巻きです。
三味線は工芸品だなと思った亀ちゃんでした。(^^)/
三味線亀ちゃん
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