三味線コラム-No.246 長唄の素晴らしい撥の当て方。(三味線亀ちゃん)

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

今日は長唄の先生の張り替えをお預かりしたのですが
撥皮の減り方に感心したので書きたいと思います。
まずこちらを見てください。

見事に撥皮が同じところだけ減っていますね。
なかなかこのような見事な撥皮の減り方は見ません。

同じところに撥が落ちてないと、こうは減りませんよね。
腕の振りが一定ということですよね。


一番使う三の糸の所が一番減っていますね。
このような撥の動きができるまではどれほど努力したのかなと
私は感動いたしました。

みなさんの参考になるかなと思いましてご紹介いたしました。
このような場合は撥皮が無くなっていまっていますので、
撥皮を変えないと皮に穴が開いてしまいます。
気をつけましょうね。

三味線亀ちゃん
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