みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
今年の亀ちゃんブログも今年最後になりました。
ご愛読頂いた方には感謝しかありません。
ありがとうございました(^^)/
さて今回は民謡と津軽のべっこう撥を比べてみましょうというブログです。
持つ所(手元)はどちらもプラスチックです。
色が違うのは手元を使っているメーカーが違うからです。
一目瞭然ですね津軽のべっこう撥は短くて全体的に小振です。
開きも結構違います。
どちらもいい鼈甲がついていますね。
鼈甲もいま輸入が難しいので値段が上がってきています。
津軽三味線も大きくいうと民謡三味線の中の青森の津軽地方の民謡です。
最近は独自に発展して津軽三味線として新しいカテゴリーになってきています。
通常民謡はご存知の様に唄の方の伴奏が多いいので
あまり早く弾くことがありませんので撥の重さを感じながら
撥を糸に落とします。
逆に津軽は曲が早い場合が多いいので撥が小さくないと
弾ききれません。
津軽のべっこう撥は地唄(津山)撥の様に鼈甲とプラスチックの手元の部分が
カーブしていています。
これはですね私が思いますにしなりが欲しいのだと思います。
地唄の方も撥にしなりを求めますので私はそう思います。
この様に三味線の撥は弾くジャンルによって撥の形状が千差万別です。
面白いですね。
一つの弦楽器に対してこれほど道具が多種多様なのは珍しいのではないかなと
私は思っております。
日本人のキメの細かさを感じる亀ちゃんです。
さて来年令和4年は1月20日(木)新年初ブログ投稿予定です。
楽しみに待っていてくださいね〜〜〜〜
三味線亀ちゃん
https://e-kameya.com/