みなさんこんばんは。亀ちゃんです。
さて、亀屋の歴史も最終回です。
大森の亀屋で兄弟揃って三味線屋をしていましたが、私の父(勇二)に結婚の話が持ち上がりました。
結婚までにはいろいろあったそうですが、結婚ということになりまして、父は「独立しよう!」と思ったそうです。
以前から、独立したい気持ちがあったのですが、結婚を機に決心したようです。
その時ですが、おばあさんが心配しまして、兄弟がケンカしないように、父のお店は大森から離れた所でお客様がぶつからない所にお店を開いてほしいとの事だったようです。
そして、母の実家に近い(母は世田谷区経堂生まれ)世田谷区豪徳寺に現在のお店に決めたようです。
当時は、独立するにもお金があまりありませんでしたので、あまりいい所にはお店を構えられなかったようです。
独立当時は、近所の方から「こんな所で三味線屋をやっても、やってる人がいないから駄目だよ。」と言われたそうです。
ところが、このころから、民謡ブームというのが盛り上がりまして、ご近所の奥様方が、みんな三味線を始めました!なんという幸運でしょうか!このブームに当店も乗り、お店の経営も安定したそうです。
そして今から5年ぐらい前から私が後を継ぎまして奮闘中となりました。
小さな店ですが、書き始めるといろいろあります。
先日お墓参り(北品川)に行きましたが、その時に皆で話したのですが、以前のお墓には江戸時代からのご先祖様の名前が刻まれていたそうです。
ですので、江戸時代から亀屋は三味線屋をやっていたかもしれませんが、何しろ職人の家ですので、その辺の記録はありません。
ですが、このブログを書いていて私は何か大きな流れの中の一人なんだなという感じがしてます。
当店のフェイスブックの下の設立のほうから当店の歴史が写真と共に、載せてますので興味ある方はご覧ください。