日髙洋輔の奮闘記その八”糸締め”

日髙洋輔の奮闘記その八”糸締め”

昔からお琴の糸を張るには、締木(しめぎ)という、手のひらサイズの丸い棒を使い、素手で糸を引っ張って締めていきます。

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13本、それぞれ張る強さが違い、糸を張っても少しづつ糸が締め上げられ、強さが変わっていくので、すべての糸をバランス良く張るためには、糸を張り始めたら、一気に締めあげないといけません。

一度締め始めたら、途中でやめる事ができなくなってしまいます。

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最後に糸の張り具合の調整をして、音出しをするのですが、

お琴は大部分が桐の木でできていて、琴の大きさは人間の背丈ほどあるので、そこから響き出る音は、当然ボリュームがあります。

一生懸命張った後に、琴全体に響く、良い音がなると、響きが体にしみ込む感覚すら覚えて、素朴なおもむきから奏でる、透き通るような音は、現代のスピーカーから聞こえて来る音とは違い、やっぱりいいものです(^_^)☆

 

 

追記

今年も亀屋春のセールが近づいてきました。

この季節は一年で一番忙しくなります。

日曜日も出勤です。

今年もがんばります(^_^)☆

 

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