こんばんは。
今日、6月6日は「邦楽の日」です。
調べてみると家も加入している組合「東京邦楽器商工業協同組合」が制定したとありました。
知らなかったですね、まさか当組合が制定したいたとは。(笑)
制定のいわれですが、
「昔から(習いごと、芸事は6歳の6月6日から始めると上達する)という言い伝えに因む。 」
とあります。
これは結構有名で、邦楽をしている方は知っているのではないでしょうか。
今でも時々6歳になったからお稽古始めさせます。なんてお客様もいらっしゃいます。
これ結構理にかなっていると私思います。
6歳と言うと小学校に上がる位の年齢ですよね。
この年齢より小さいと三味線を一人で持つのがちょっと大変だと思います。
二番の三味線(子供用に作られた小さめの三味線)を使ったりします。
この二番の三味線でもいいのですが、ご指導の先生の中には、三味線の寸法が違うので勘所(三味線の糸を押さえるポジション)が変わってしまうので、初めから普通の三味線の方が良いと言う先生もいらっしゃいます。
私の経験ですと6歳になりますと大体のお子さんが普通の三味線を持てる位の体格になっています。
ですので、この6歳の6月6日からお稽古を始めると言うのは良く考えられているなと、いつも思います。
8月には邦楽の日を制定した当組合で毎年恒例の夏のイベントがあります。
私たち東京の職人達が実演をしたり、子供たちが楽器を弾いたり、いらっしゃった方が琴や三味線を体験出来るコーナーもあります。
なんと三味線と琴も当たるじゃんけん大会もあるんですよ!
もし興味があれば入場無料ですので、ぜひ見に来て下さい。
私も実演します!