皆さん今晩は。
前回は梅雨時のお三味線のお手入れについて書きましたが、
今回は当店で扱っているお勧めの湿度調整のグッズをご紹介します。
まずは昔からある桐の胴板です。
この商品は胴の形になっている桐の板です。桐は湿度を吸ったりはいたりして、一定の湿度に保ちますので、この板を三味線の皮の上に置いて保存します。これは昔っからあって、皆さんに愛用して頂いております。何十年も使っている方もいらっしゃいます。
時々乾燥した日には干せばさらにいいと思います。
お次ぎは『音ぶくろ』と言う商品でこれは、湿度調整の錠剤が入っている袋状の商品で、長カバン等ハードケースや立て箱等の中に入れておきます。
この商品は梅雨時になるとよく売れます。
使用期限が半年になっておりますが、一年位は大丈夫ではないかなと思います。
この場合中の錠剤が水分を吸うので、あまり長く入れたままにしておくと逆に吸った水分を出してしまうので、逆効果ですので、こまめに取り替えて下さい。
最後にフレッシュシートと言いまして二枚一組で、シート状になっていますので胴板のように三味線の胴の所に裏と表、付けて頂く湿度調整シートです。こちらは使用期限が長く3年は使えまして、少ししっとりしてきたら、天日干しして頂ければまた機能が回復します。お値段もお安く使い勝手もいいのでお勧めです。当店も四ツの張替えをして頂いたお客様にこの時期付ける時もあります。
以上の商品が載っている当店のページアドレスを書いておきます。
湿度調整付属品のページ
このような湿度調整の商品を使う前に三味線をしまう時は和紙に必ず入れて保存して下さい。上記のフレッシュシートは和紙とビニール袋の間に入れるのがお勧めです。