日髙洋輔の奮闘記その二十五
“曲線”
三味線の勘所(かんどころ)の一番下のカドを削り、
いわゆる三味線の鳩胸と呼ばれる形にする作業をしました。
上の形を下の形にする作業
突きノミで少しづつ削るのですが、
カドが割れやすいので気をつかいます。(欠いてしまうと、大変な事になります)
滑らかな曲線になるよう削っていくことが難しい(~_~;)
なんというか、綺麗な曲線とは、
…そう、サバの骨のようなカーブ
….ジブリの “風立ちぬ” 観ました。
(^_^)☆
その中で主人公がサバの定食を食べるシーンがあって
鯖の骨から飛行機の羽の曲線をイメージするシーンがあります。
そうした、美しい又は理想的なカーブを作り出すことが難しいです。
(u_u)
三味線には長さや寸法があります。
しかし天神や猿尾などの曲線は型や寸法以外に、
その三味線を作る人のセンスが加わります。
天神袋の大きさが一つ一つ違うのは、一つ一つの三味線が手作りで作られているからです。
たまに、かっこいい形の天神を見つけることがあります。
よく見るとそれぞれ天神の形は違うのです。
PS
夏休みは、実家の宮崎に帰りました
( ´ ▽ ` )ノ
朝は、懐かしい街並みを散歩。
田舎はすれ違う他人が、挨拶をしてくれます。
全く知らない人から、”おはようございます”と挨拶されると、
なぜだか、心が暖かくなります。
さあ、いよいよ明日の夏の高校野球は
宮崎代表、延岡学園の決勝戦です。
勝てば宮崎初 (負けても宮崎初)
延岡市は隣町ですので、なおさらがんばってほしいです。
ファイトー
( ´ ▽ ` )ノ