皆さんこんばんは。
今日はべっ甲撥職人高山さんが作っている撥について書きます。
私たち三味線琴で『高山製の撥』と言いますと、べっ甲撥の事を指します。
べっ甲撥はを使う代表的な例は津軽や地唄です。
そこで高山さんの撥と言うといいべっ甲撥の代表です。
私、名人と言われた、先代の高山さんに修業時代お会いした事があるのですが、
いわゆる職人!と言う方でしたね。
今でも高山さんの撥は評判がいいです。
今回、この高山さんの撥が、家に多数入荷しました。
皆さんに紹介しようと思います。
高山さんの撥と家で売っている通常の撥を比べてみますね。
左が家でいつも売っている26,000円の津軽撥で
右側が高山さんの60,000円の津軽撥です。
向かって右が高山さん製のべっ甲撥ですが、
使っている撥の量が違いますよね。
撥先をアップにしてみると。
先の幅も広いですし、べっ甲がぐっと入ってますよね。
撥先も広いですよね。
べっ甲は、いまワシントン条約で輸入禁止ですので、だんだん材料が少なくなってきてますので、左側のような撥が普通です。
撥先が広ければいいと言うわけではありませんが、広ければ狭くは出来ます。
それにべっ甲が手元の方にぐっと入っていれば、しなりも出ますので、弾きやすくもなります。
以前から書いていますが撥は好みがはっきり出るので、全員が良い撥というのはあまりないのですが、高山さんの撥は支持率が高いです。
値段が違うのでもちろんべっ甲も高山さんは良い物を使っていますが、質がいいですよね、透明な所を見ると良いあめ色をしています。
良いのが分かっているのですが、値段が高いので手が出なかったのですが、
今回はこの高山さんのべっ甲撥が安く仕入れる事が出来ました!
家のホームページに『高山製のべっ甲撥』のページを作りました。
安く皆さんに提供していますので、是非見て下さい。
(高山製のべっ甲がぐっと入っているのは5万円以上の撥です。)
特に手元が水牛・紅木・象牙の撥はお勧めです。(^^)/
ホームページには乗っていませんが地唄のべっ甲津山撥(7寸8分)もお店に展示してますので、是非見に下さいね。(^^)
亀屋高山製べっ甲撥のページ
http://www.e-kameya.com/product/bekkobachi.html
亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/