皆さんこんばんは。
今日は家にいい低音の駒があるのでご紹介します。
三味線を弾く方なら分かると思うのですが、三味線の主旋律に対して、低音の音を替え手に付ける事があります。
この時皆さんどうゆう駒を使っています?
私の知る限りでは地唄の駒を使う方が多いいようです。
地唄の駒は鉛が入っていますし駒の作りが、低音に向いているので、皆さんこれをお使いのようです。
あと昔は駒の下に十円玉二枚駒の両サイドに敷いて低音の駒にしていた方もいました。
最近見ないですね。
地唄の駒もいいのですが、地唄の駒は高さが低い(2分6厘位)ですので、例えば長唄や小唄の場合駒の高さが足りないと思うのですが、皆さんこれを使っている方が多いいですね。
私以前からもうちょっと、どうにかならないかなと思いまして、問屋さんと相談して、駒の高さが高い駒を特注で作ってもらいました。
それがこの駒です。
下が私が特注した低音の駒ですが、地唄の駒より幅が広く(5分3厘)高さも4分あります。
低い音を出す駒ですので、駒は高い方がいいようです。
それに鉛が入っているのですが、地唄の駒は1匁1分(いちもんめいっぷん)とか2分(にふん)の重さですが、この駒は職人さんに頼んで、鉛をなるべく多く入れてもらいました。
鉛はこれくらい入ってます。
この駒は2匁8分(にもんめはちふん)入ってます。
他に2匁6分と7分の重さの駒があります。
高さも3分8厘の駒もあります。
駒を置く場所は演奏する方の好みもあるので一概にはいえませんがこれくらいでしょうか。
お値段は税込み1万円です。
現在5~6枚持っていますが、作ろうとしても、もう出来ないかもしれません。
皆さん是非一枚低音用に如何でしょう。(^^)/
話しは違いますが、駒の裏を撮った写真綺麗だと思いません。
宝石みたいじゃないですか。
駒はどんなジャンルの駒でも本当に作るのが難しいと思います。
音が駒で凄く変わりますから。
駒の職人さんが、後継者を作れるように、駒を頑張って売らないといけませんね。(笑)
亀ちゃんより
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