三味線亀屋 日高洋輔の奮闘記その百四十一”ホゾ修理”
今日は三味線の棹の継ぎてである”ホゾ”の修理をしました。
三味線は三つにたたむことができるのですが、
そのつなぎ目である”ホゾ”が長い年月により、狂ってしまう場合があります。
修理するにはノミやヤスリを使い調整しながら直していきます。
ホゾの修理はホゾのどこの部分に問題があるのかを正確に見つけ出せなければ、
誤って問題の無い部分を削ることになるので、とても難しい作業です(´-`).。oO
三味線をよく三つにたたまれる方で、抜き差しに不具合を感じる方は、
早めに三味線屋さんで調整されるのも一つかと思います。
抜き差しが硬すぎる場合はホゾにヒビが入ったりしますし、
逆に、抜き差しがゆるい場合は地面に落下し破損する恐れもありますので。