三味線亀屋 日高洋輔の奮闘記その百四十二”天神付け”

三味線亀屋 日高洋輔の奮闘記その百四十二”天神付け”
今日は三味線の天神付けという修理をしました。

昔の三味線はニカワと言う接着剤でつけてあり、天神と上棹(かみざお)のかみ合わせがあまい三味線は、中木のように外れやすい場合が多いです。
天神と上棹をくっつける時が1番気を使います。三味線の構造を知らないと、大事な”サワリ”がつかなくなり、音が出なくなる場合もあるので、天神付けの修理はただ付けるのではなく角度に気を使いながら、接着します。
くっつけて良く乾かしてできあがり。

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