三味線亀屋 日高洋輔の奮闘記その百四十八”工程”
暑い日が続きますね、暑中見舞い申し上げます
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最近お店で荒木を見る機会が多いように思う今日この頃、
荒木を見てると、こんなにも硬い原木から三味線を作り出してきた
昔の職人さん達の苦労には
本当に計り知れないものがあったのだろうと思います。
チョウナやカンナ、ノミ、ノコギリなどの道具を使い徐々に削られて、
写真のような形になるまでの様々な工程とその作業に費やされた時間、
天然自然の物が故に、欠けたり、節がで出たりと一筋縄ではいかない場面もあるだろうと想像してみると、
一丁の三味線ができるまでの一つ一つの工程に
それぞれの”思い”や”念”のようなものが
込められてるような気にもなります。
最終的に仕上がれば、一つの三味線になるのですが、
それまでには、棹師、胴師、張り師、
撥職人、駒職人、絹糸職人、金物職人、
ねお、胴掛、カバン、それぞれ付属品を作る職人さんを経て
出来上がる
この楽器が作られるまでには本当に沢山の人が関わっているのです(^^)
次回は夏休みのため奮闘記お休みします。
三味線亀屋 日髙