三味線コラム-No.251 胴掛けの寸法のお話し前段。(三味線亀ちゃん)

みなさんこんにちは。三味線亀ちゃんです。
書き込み途中のブログが載ってしまっていたようです。
申し訳ございません。完成版を載せますね。

そろそろ東京は梅が咲き始めております。
お店の近くの公園で通常ならば梅祭りが開かれるのでが
今年は中止ですので少し寂しい亀ちゃんです。

さて今回は胴掛けの寸法のお話をしようと思っております。
以前にもお話ししたとも思っておりますが
このコラムを途中から見ている方もいらっしゃるでしょうし
お稽古初めでは気づかなかった事がお稽古しているうちに
疑問が出てくることもありますので
基本的にお話が重複しても良いのかなと思っております。

今回は特殊な胴掛けをご紹介したいと思いまして胴掛けのお話を書きます。

表題に”前段”と書きましたのは胴掛けのお話をする時は
どうしても胴のお話をしないとご理解いただけないと思うからです。
ですので今回は前段として胴掛けのお話をします。

胴の大きさは長唄の胴の大きさが基本です。
その寸法ですが以下です。

胴の寸法は皮が付いている所までで測りますので
胴のカーブは寸法には関係ありません。
長い方を(ながて)といいます。これが約19.6cmです。
三味線の寸法は今でも尺貫法で表記しますのでcmで表記すると中途半端な数字になります。
短い方を(みじかて)といいます。こちらが約17.9cmです。
この長唄の胴を基準としまして小唄や民謡等の中棹の多くは長手短手が五厘大きい
五厘大(ごりんだい)という胴を使います。

代表的な胴の大きさでいいますと一分五厘大(生田地唄)・五分大(津軽)等があります。
津軽は五分も長唄より大きい胴を使うことになります。

時々ご来店くださるお客様が胴掛けを買いたいといらっしゃいますが
ご自分の三味線の寸法が分かっていないとお勧めできる胴掛けが
変わってきますので注意してくださいね。

今回お話ししたいのは昔の三味線ですとこの長唄の胴の寸法より小さい胴があるのです。
そうですね明治大正戦前昭和30年代ぐらいまででしょうかこの頃の三味線の胴は
今の長唄の三味線の胴より小さいものがあります。

このような三味線の胴ですと今の長唄用の胴掛けですとぶかぶかになってしまいます。
胴掛け紐でギュッと縛れば付くはつくのですがあまり格好が良いとは言えませんね。

しかし当店ではそのような胴の為に長唄用より小さい胴掛けをご用意しております。

この胴掛けのご紹介を次回しようと思います。(^ー^)

三味線亀ちゃん
https://e-kameya.com/

 

亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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