三味線コラム-No.268 三味線の修理の実例。

みなさんこんばんは。 三味線亀ちゃんです。
今月ぐらいから演奏会やおさらい会が本格的に再開してきているようです。
これが続いてくれると良いな〜〜〜と思う亀ちゃんです。

さて今回は三味線の修理をしましたので三味線は大概修理で直るということを
お知らせしようと思いましてお客様の許可をいただきまして
実際にした三味線の修理について書きます。

お預かりした時の三味線が以下の画像です。
象牙の糸巻きが折れてしまっています。中木がとれてしまっていてこちらは壊れているわけではなく取れてしまっています。


これはどちらかというと良い事で中木がとれる事で他が壊れるのを防いでいます。
中木がとれることは必ずしも悪い事ではありません。

今回の一番の修理は中棹が二つに割れてしまっています。

こちらのお客様はご自分で糊をつけて直して下さっていたのですが、
できれば壊れた状態で当店に持ってきて頂けますと綺麗に直ります。

今回はつけた中棹を一度上記のようにとりまして糊をなるべくとってから
付け直しました。
糊がない方がより綺麗に接着ができます。

すぐに直したいというお気持ちは痛いほど分かりますが三味線は壊れましたら
なるべくその状態のまま当店には持ってきてください。

象牙の糸巻きは壊れて象牙の部分を新しく作りまして手元とジョイントします。
このやり方ですと象牙の手元は今のままで使えますので他の糸巻きと違和感なく使えます。

中木は付け直します。

中棹は付け直しまして綺麗に磨きます。
修理後ですが以下のようになりました。

画像では修理箇所が分からないぐらいに直してあります。
接着してから磨き直しますと綺麗に直ります。
ご自分ではなかなか磨きまでできませんのでやはり楽器屋さんに直しは依頼した方がいいですよ。
紅木の三味線ならば諦めないで修理に出した方が大概買い替えるより安く直ります。
使っていた三味線は思い入れもありますし。

以上のように三味線繋げまして納品いたしました。

三味線は壊れても大概パーツパーツで直りますので壊れても諦めず当店にご相談ください。
修理はお持ち込みいただければ見積もりも無料でいたします。(^^)/

三味線亀ちゃん
https://e-kameya.com/

 

 

 

 

亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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