三味線コラム-No.277 地唄の水牛駒について。(亀屋)

皆さんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

東京は桜も終わり一年で一番良い季節になってきました。
私もこの季節は好きなので楽しもうと思っております。

さて今日は地唄の水牛の駒の重りの話をしたいと思っておりますが、
地唄の三味線というのはお箏と一緒(箏曲)に演奏する三味線の事です。

こちらの駒は水牛とかべっ甲とかの材料で駒を作るのですが、

画像は水牛の駒ですがその駒に重りを埋め込んであります。
これにですね画像のように鉛、銀、金を使います。

銀と金を使っている駒もあるのか!と驚く方がいるかもしれません。

ほとんどの方は鉛の駒を使っている方が多いいと思うのですが、
駒の裏側を見ていただくとよく分かります。

銀駒と金駒には刻印が押されています。

画像が鮮明でなくて申し訳ないのですが刻印が必ず入っています。
演奏家の方にお聞きするとこの重りの素材で音が違うとおっしゃいます。

私も一緒に聞いた事があるのですがやはり音が違います。
地唄の古典曲を弾く時などは特に金駒ですと古典らしい音が出ます。

鉛の駒と銀駒でも音の違いがあります。

先生によっては鉛の駒はあくまで練習用で舞台では金か銀の駒を使うという方もいらっしゃいます。

地唄は特に音の微妙な違いにこだわりますのでこのような重りの素材が違う駒が用意されているのだと思います。

この地唄の駒は他のジャンルの方も低音用で持っていらっしゃる方もいるので
おもりの素材にもこだわってみては如何でしょうか。

さてゴールデンウィークも近づきましてこちらのコラムも次回は5月13日(金)の予定です。

今年はやっと旅行などレジャーができる環境になってきているようなので、
みなさんもこの季節を楽しんでくださいね。(^^0)/

三味線亀ちゃん
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