東京は秋めいて参りました。
朝晩は半袖が辛くなって参りました。
お客様のご来店も多く演奏会のシーズンが来たなと肌で感じます。
何かこの感じ久しぶりの様な気がします。
さて当店では最近舎利駒を二種類特上4,100円の物と上3,500円の物を販売しておりますが(2022年9月現在消費税込み)この違いについて今回は書きたいと思います。
舎利駒の材料は牛の骨です。
その中でも硬い部分を使っております。
私いつも思いますが駒は姿が美しいですね。
見ていると惚れぼれしてきます。
機能美と形の美しさが融合しています。
一見両方とも同じ様に見えますが
よく見ると特上の方が全体的に華奢に薄く出来ております。
象牙の駒を見ると分かるのですが
長唄や端唄民謡等に使う舎利駒は薄くした方が三味線が鳴るとされております。
しかし材料が弱いと薄く作っても糸のテンションがかかると壊れてしまいます。
この塩梅が難しいのですが特上の駒は私が見ても時々象牙かな?!と思うくらいの出来になってます。
(上)のコマも十分なりますが特上の駒を使ってみるのもいかがでしょうか。
材料も綺麗な材料を使っていると思います。
同じ付属品でも使ってみると音が違う場合も
ありますし実際に見てみると違いも分かりますので楽器屋さんに行って話してみると
良い物があるかもしれませんよ。
当店駒のページ
https://e-kameya.com/accessory/koma.html
三味線亀ちゃん
https://e-kameya.com/