みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
東京は3月に入ると急に春を感じるようになりました。
お店のショーウィンドウに飾ってあったお雛様も片付けなくてはいけません。
さて今日は木撥のお話をしようと思ってます。
最近撥屋さんに行ったら柊(ひいらぎ)の撥があったので買ってきました。
存在は前から知っていたのですがお客様からご注文された事もないので
実際に見る機会もなかったのですが実際に見てみると樫や柘植(つげ)とは
一味違っておりました。
柘植撥は赤味を帯びていますね。
柊の撥も白くて木目も綺麗ですね。
柊は葉がギザギザした木ですよね。
クリスマスなどに枝が飾りで使われますね。
あと節分でイワシの頭を柊につけて飾るという日本の習慣もありますよね。
あまり柊のことは詳しくないのですがあまり大きくならない木だと思います。
それで木撥を作ったのでしたからかなりの樹齢の木ではなかったのではないでしょうか。
木撥屋さんも在庫限りで新しくは作れないと言ってました。
触った感じですが気の肌も滑らかで糸が切れにくいように思いますし
撥のしなりも硬めなのでしなりがない弾き味が好きな人には向いていると思います。
当店に現在20匁と25匁の柊の木撥ございますので、
興味のある方は手に取って見て下さい。
なかなか売っていない撥だと思います。
三味線亀ちゃん
https://e-kameya.com/