三味線コラム-No.279 亀ちゃんの修理の考え方。(亀屋)

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
だいぶん暑くなってきましたね〜〜
今のところ爽やかですが梅雨も間近で少し
憂鬱ですがなるべく今の季節を楽しもうと思っています。(^^)/

さて今回は亀ちゃんだけでなく当店全員の修理をお預かりする時の
どう考えてお客様と修理のお話しをしているかをお話しします。

三味線の修理と申しますと皮が破れた!
というのが代表的だと思いますが。

当店は皮が破れたときはなるべく棹の方も点検させていただきております。
三味線は皮を張り替えただけでは音が良くならない場合が多々あります。

三味線を直す時に当店は以下のポイントを点検しています。
○ハの具合
○糸巻きの具合
○さわりの具合
○張り替え

もちろん他の点も点検するのですが代表的には
上3点の棹の具合は必ず点検してから三味線をお預かりしたいと思っております。

○ハの具合
ハの具合とは駒を付けた時の撥皮と糸の間の距離です。

この部分を正確にはハとは言わないのですが弾く方にとってこの距離はとても大事です。
張り替えをしてもこのハが悪いと弾きにくいのと音も悪くなります。

○糸巻きの具合
当店ではお三味線を預かる場合はほとんど糸巻きの調整をさせて頂いております。
糸巻きの調子が悪いと音合わせが思う様に出来ませんので弾く方にとってはストレスです。
大概張り替えの時期になりますと糸巻きも使っておりますので調整が必要になっております。特に演奏中に調子が変わる場合は糸巻きを短い時間で動かしますので
糸巻きの調整は必要です。

○さわりの具合
三味線の音の最大の特徴はさわり音です。
これが効いているのといないのでは音が全然違います。
東さわりの場合は東さわりがちゃんと上下するか昔ながらの
さわりですと弾く時の調子と駒でうまくさわりがつくか
張り替え後、糸を替えましてさわりを調節します。

さわりは面白いところであり難しいところであり。
色々な要素でさわりの効き具合は変わってきますので(湿度でも変わります。)
さわりはよく点検してからお渡ししております。

○張り替え
以上の部分を点検しましてから張り替えの話をさせて頂いております。

せっかく張り替えをしますのでなるべく良い音で気持ちよく引いて頂く為に
棹の方もよく点検してから修理させて頂いております。

当店いお電話いただいて”張り替え送るから。”とお客様から言われますが
大概”できれば棹も一緒にお送りください。”と申し上げます。
ご面倒をかけて申し訳ないなと思っていますが、
せっかく張り替えをしても”あまり変わらないなあ”とならない様にお願いしております。

お手数をおかけしますが亀屋が棹も持ってきてくださいとか送ってくださいと
いう時は以上の様な理由からですのでご理解いただけますとありがたいです。

三味線亀ちゃん
https://e-kameya.com/

 

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亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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