皆さんこんばんは。三味線亀ちゃんです。
いよいよ本格的な夏がやって来ましたね。
しかし先週今週はゲリラ的に雨が降りとても湿気ていましたね。
皮がずれてしまった方が何人かいらっしゃいますので
皆さん湿気には気をつけてください。
さて前回の柳川三味線ですが修理いたしまして皮も張り
仕上がりました。
経木の胴かけの所がかっこいいですね!
糸はかなり細く一の糸10-1,二の糸10-2,三の糸8-3を使いました。
8-3などは初めて仕入れたかもしれません。
棹も細いのでこれぐらいの糸で十分だと思います。
糸巻きも一部ヒビが入ったりしていましたがなるべく付いていた物を使いたいので
そのまま糸巻きは使いました。
結構うまく止まるようになったと思います。
六折の三味線ですと一番上の勘所あたりで棹がとれるようになっています。
緑の上駒も効いてますね。(^^)
昔の三味線にはよくこの房つきの音緒がついていることがあります。
私の感覚では昭和30年代位の三味線ですと房つきの音緒を使っていますね。
昭和40年代の三味線になると房つきの三味線はほとんど見なくなります。
駒も今回は幅広の紅木の駒を使いました。
以上のように直しまして音出しをしました。
その時の音を動画で以下に載せますので是非聞いてみてください。
皆さん色々感想があると思います。
亀ちゃんが弾いた柳川三味線の音。
いつも亀ちゃんブログを読んでいただいて大変ありがとうございます。
私も8月に夏休みを頂きますので次回のブログは8/19(金)の予定となります。
みなさんもお身体に気を付けて頂いて練習に励んでくださいね!
三味線亀ちゃん
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