三味線コラム-No.290 三味線の保管及び梱包の仕方。

みなさんこんばんは。三味線亀ちゃんです。

最近演奏家の方に聞きますと忙しくなってきた!
という話をよく聞きます。
他の業界の方とも話したりするのですがこの秋ぐらいから
通常の営業の感じに色々な業界が戻っている様です。
私の体感ですとやっと通常の日常が邦楽界も始まったのかな
と感じております。

さて今回は前回の続きという感じでですね。
仮継部分を保護した後にそのまま保存したりしてもいいし、
最近は和楽器店が少なくなってきたり宅配便が発達していたりしますので
送ってくださる方も多数いらっしゃいます。

その時の梱包方法にも使えるやり方をお伝えします。

三味線を梱包する前に脇についている譜尺がありましたら取ってください。
古いものですとべったり付いていたりしますが、最近テープ剥がし液の様な
商品もありますのでそれを使ったりして取っていただくといいと思います。

そうしましたら胴の皮は画像の様にくり抜いていただき、糸巻きは外して
三本一緒にして保管してください。

この状態にしてから仮継が無い場合は前回のコラムに書いた様に継手部分を保護してください。
そうしましたら新聞紙などで三味線の棹や胴を包むのですが棹の場合は糸巻きを上棹と一緒に包むといいかもしれません。
保管する場合には糸巻きを別にしておくと無くなってしまうことが多々あります。

新聞紙の内容には特に意図はありませんからね。(笑)
三味線お棹を三つそれぞれ包んでください。

胴の部分なのですがまずは梱包する新聞紙を3分の1位折ります。

そうしまして胴に巻きつけていきます。

そうしまして保管の時は胴と棹を一緒にして保管します。

この状態で保管しておきますと三味線がコンパクトになりますし必要な物は
一緒に保存されているので使う時に必要な物は揃っているので困りません。

当店に送ってくださる時は以下の様です。

以上の様に梱包してくださって送ってください。

寒くなってきましたが皆様体には気をつけましょうね。
元気じゃないと三味線弾けませんからね(^^)/

三味線亀ちゃん
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亀ちゃん(亀屋邦楽器) について

当店亀屋邦楽器に色々な取材の依頼や修学旅行の学生さんがいらっしゃいます。 その時の取材や訪問の様子を掲載しております。また亀屋が注目する邦楽の話題を提供します。メールで私に演奏会の紹介して頂ければ載せていきたいと思います。(邦楽の演奏会に限ります。)ぜひ覗いてみて下さい。亀屋邦楽器(http://www.e-kameya.com/)
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