三味線コラム-No.291 ゆるまない糸巻きの使い方。

みなさんこんばんは。 三味線亀ちゃんです。
東京は今日から寒くなってきました。
北国の方には笑われてしまうかもしれませんが
私寒いの苦手なので身に染みます。(笑)

さて今日はゆるまない糸巻きの使い方というテーマで書きます。
ゆるまない糸巻きはそうですね発売されて10年位になるでしょうか。
おおむねご好評をいただいておりまして糸巻きが止まらない悩みがなくなったと
嬉しいご報告も頂いています。

長く使って頂いていると時々ゆるまない糸巻きが止まらなくなった。
とご意見頂く事もありまして、もちろん構造上悪くなる場合もあるのですが
使う方が少し気をつけて頂けると防げる事もございますので
少しお話ししたいと思います。

ゆるまない糸巻きは糸巻きの先を加工をして滑りを防ぐ蓋の様なものを
付けられる様にします。

糸巻きのはこの蓋がつく様に受けの部分を埋め込みます。

この様に糸巻きを加工しましてまず糸巻きを三味線の天神に入れてからこの蓋の部分を
付けます。
そしてこの蓋が天神の金物と摩擦する事で糸巻きを止めます。

この蓋を入れる時にネジ式になっているのでご自分が動かせる程度に指で調整できるのが
このゆるまない糸巻きの良い所です。
三味線は途中で調子が変わることが多々ありますので。

まあこの様にゆるまない糸巻きですと苦労なく糸巻きを止める事ができるのですが
長く使っていると止まりが悪くなる事があります。

いろいろな原因があるのですが使う方の使い方が原因の時があります。
私もそうなのですが今までの糸巻きの場合糸巻きを押し込んで止めます。
しかしゆるまない糸巻きの場合糸巻きを押し込んではいけないのです。

なぜかというとゆるまない糸巻きで丁度良い固さで止まっているのに
糸巻きを押し込んでしまうと固くなって動かなくなってしまいます。
さらに先の蓋部分が糸巻きを押し込む事で押し出されてしまい
糸巻きの金物と摩擦しなくなってしまいます。
それを続けていますとネジをいくらネジっても蓋が金物と触れなくなってしまいます。
そうしますと埋め込まれた金物を取り替えなくてはいけなくなってしまいます。

そうならない様にゆるまない糸巻きの場合は糸巻きを押し込まずその場で回して頂きたいのです。

こうしますと糸巻きが中に入る事なく蓋の摩擦が続くので長く使えます。

構えた時も同様です。

私も長い習慣でつい糸巻きを押し込んでしまうのですがそこを気をつけて下さい。

ゆるまない糸巻きをつけた時はあまり分からないのですが長く使っているうちにこの様な状態になる時があります。

便利な物ですので正しい使い方をして長く使いましょう!

当店ゆるまない糸巻きのページ
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