三味線コラム -No.132 上駒いろいろ。

皆さんこんばんは。
今日は上駒について書きます。

上駒は大きく分けて3種類あります。
一文字の上駒は長唄等に付ける細口と地唄等に付ける太口の上駒があります。

151217kamigoma04
あずまさわり用の上駒は一の糸も上駒に載せますので、長く一の糸用の溝も付いています。

151217kamigoma01
折り返しの上駒は合金の物はお値段が安いので練習用の花林三味線によく付いています。
取り付けも簡単です。

一文字の上駒はこんな感じについてます。
151217kamigoma02
こちらは9金とか18金でできていることが多いいので、紅木の三味線に付けることが多いいですね。
上駒は糸が載るところなので、薄いほうがいいと思ってます。9金とか18金の上駒は薄く出来ているのでいいと思います。
裏側に”足”と呼ばれる突起が付いていて、それを三味線に食い込ませてしっかり止めます。
151217kamigoma07
よく糸がこの部分で切れることがありますが(高切れするといいます。)、上駒を取り替えるとよくなる場合が多いいです。
18金のほうが柔らかいので、糸にはいいと思うのですが、柔らかいので、すぐに糸ズレが出来てしまいかえって糸の切れる原因になるとおっしゃる方もいらっしゃいます。
ん〜〜これは微妙なところですね。演奏者のお考えによるとは思います。
家はご要望に応えられるように色々上駒は持ってます。

たまに上駒が一の糸のところまで来ていなくて、途中で切れているという方がいますが、
吾妻さわりが付いていない三味線は、一の糸はさわり溝に食い込ませますので、上駒は一の糸までなくていいのです。(^^)

吾妻さわり用の上駒は一の糸まで伸びています。
151217kamigoma03
吾妻さわりに一の糸を載せて、吾妻さわりでさわりを効かせます。

上駒の長さも当然三味線のジャンルによって変わってきます。
151217kamigoma05

三味線屋さんは色々上駒を持っていて、使い分けているんですよ。

亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/

カテゴリー: コラム | 17件のコメント

日高洋輔の奮闘記その百三十三”世田谷線上町”

日高洋輔の奮闘記その百三十三”世田谷線上町”

 

今、毎年恒例の”ボロ市”が催されています(^。^)

 

江戸時代より440年近くも続いてるそうで、

農家が作業着の繕いに使ったりわらじに編み込んだりするボロ布を安く売ったのが、「ボロ市」のはじまりとされています。

 

今日はいつもより世田谷線の電車の本数が多く走っていて、臨時ダイヤで運行されてるそうです。

 

毎年、12月の15日、16日。
1月の15日、16日とやっておりますので、次は年明けですね。

 

お店から東急世田谷線、一駅ですので、機会があればぜひぜひ(^。^)

カテゴリー: スタッフ日高洋輔の奮闘記 | コメントする

邦楽の友メールマガジン2015年12月11日号(転載)

皆さんこんばんは。邦楽専門紙『邦楽の友』さんのメルマガです。
私も読んでいますが、おたすけ社鳥さんのお話は面白いです。
┏━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆邦┃楽┃の┃友┃メールマガジン     ◆2015年12月11日第696号◆
┗━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■いよいよ迫る邦楽の友主催小唄企画コンサート
明12月12日(土)2時開演 4000円 紀尾井小ホール
伝統する現在(いま)古典小唄の精妙
大田村の時代
終演予定は3時半頃です。

・・・‥‥…━━━━━━━━┃内┃容┃!┃━━━━━━━━………・・・
★おたすけ社鳥の話「メルマガ@コンサート進行状況」(目次の1)
★文化庁長官表彰(目次の2)
★12月12日より12月27日までの演奏会(目次の3)
★「12月号目次693号」「NHK694号」(目次の4)
★邦楽の友社 社告・広告一覧(目次の5)
月刊「邦楽の友」誌 お申し込みは <mailto:info@hougaku.co.jp> へ。
年間購読(12ヶ月)9800円(送料当社負担)
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
……………………………………………………………………………………………
【清元研究会】
12月17日(木)4時開演 5000円 紀尾井小ホール
清元清寿太夫(特別出演)、清元梅寿太夫、清元清美太夫(賛助出演)
清元梅光、清元梅二三 他(以上、浄瑠璃)
清元梅吉、清元吉寿朗、清元菊輔(賛助出演)、清元昂洋(賛助出演)
清元梅丸、清元紫葉 他(以上、三味線)
「曾我菊」「喜撰」「文屋」「申酉」
……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━邦楽の友社が送るメールマガジンです♪━━━━━━□■□
バックナンバー◆<http://www.hougaku.co.jp/mailmagazine/mg_back.html>
中止される場合は <Mailto:mag@hougaku.co.jp> までご連絡をお願いします。
このメールは、Windowsをお使いの方はMSゴシック、Macintoshを
お使いの方はOsaka等幅などの「等幅フォント」で最適にご覧いただけます。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
1「おたすけ社鳥の邦楽ここだけの話」(682)
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
メルマガ@コンサート進行状況
(株)邦楽の友社 社長 守谷幸則
メルマガ@コンサート
12月27日(日)紀尾井小ホール
詳細は次697号で発表します。

小唄の部
1柳屋お藤 守谷幸則 もも 弓 替泉
2心して 高尾宏 田村彌笑
3未練酒 前田信哉 長生奈美弘
こぼれ露 ほっといて 和田京子 長生奈美弘
4初出見よとて 夜桜 山内いずみ もも 替弓
5笠森おせん 渡邊由美子 もも 替泉
6未定 春日とよ花次
7未定 田村彌笑

長唄の部
1花見踊り 唄安倍文代 三味線杵屋五之吉
笛望月美沙輔 小鼓安倍大陽 安倍大貴 本山愛 壇上真菜
大鼓柳岡龍太 太鼓師田翔実
2合方集  都鳥・菖蒲浴衣・吉原雀・新曲浦島より
二ノ宮日出子 木下由美子 松井幸子 永田登巳江 杵屋五三恵乃

三曲の部
1三曲合奏 六段の調 杉浦聡
2未定 小野正志
3未定 安藤政輝
……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
2「リアルタイム情報」新着情報 並びに「投稿」ページ
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
【ニュース・投稿 募集】
邦楽の友メールマガジンでは邦楽ニュースを募集しています。
冠婚葬祭、ちょっとした時事ネタなど、なんでもどうぞ。
Mailto:mag@hougaku.co.jp(35文字5行以内でお願い致します。)
……………………………………………………………………………………………
【平成27年度文化庁長官表彰】
永年にわたり文化活動に優れた成果を示し、
我が国の文化の振興に貢献された方々、
または、日本文化の海外発信、
国際文化交流に顕著な貢献をした方々に対し、
その功績をたたえるため、有識者による選考会議において
選考を行い、文化庁長官が決定したものである。

稀音家義丸 長唄演奏家 長唄研究者
永年にわたり、長唄演奏家として活躍するとともに、
長唄研究者として文献研究や復曲に尽力し、
我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をしている。

清元若葉 清元節演奏家(太夫)
重要無形文化財「清元節」(総合認定)保持者
永年にわたり、清元節演奏家として
積極的な舞台活動を継続するとともに、
関係団体の要職を務め、重要無形文化財「清元節」の
保存・伝承に寄与し、我が国の文化財保護に多大な貢献をしている。

蓼 胡満佳 小唄演奏家
公益社団法人日本小唄連盟副会長
永年にわたり、小唄演奏家として活躍するとともに
日本小唄連盟等の要職にあり、後進の育成に努めるなど、
我が国の文化財保護に多大な貢献をしている。

和歌山 富太郎 歌舞伎音楽(長唄唄方)
重要無形文化財「歌舞伎」(総合認定)保持者
永年にわたり、長唄唄方として活躍し、
重要無形文化財「歌舞伎」の保存・伝承に寄与し、
我が国の文化財保護に多大な貢献をしている。

水野 悠子
伝統芸能研究者
元 社団法人義太夫協会事務局員

赤坂 育子 芸者
永年にわたり、技芸の修練に努め、
花柳界の伝統を守り続けるとともに、後進の指導に尽力し、
我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をしている
……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
3「今週のおすすめ演奏会情報」
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
♪───────────┐
│演奏会に行きませんか?│
♪───────────♪
「メール」でいただければ無料掲載いたします。
(35文字4行以内でお願い致します。)<Mailto:mag@hougaku.co.jp>
状況により中止、延期の場合がありますので確認の上お出かけ下さい。
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)邦楽の友主催による企画コンサート
伝統する現在(いま)古典小唄の精妙?大田村の時代
2時開演 4000円 紀尾井小ホール
1主さんと お互いに 田村成美 田村弓路
2あみ島心中 本木寿以香 本木寿以田鶴
3ござれ 行こうか戻ろか 田村登美子 田村てる
4青柳の糸 井筒幸和 井筒治幸滋 替井筒幸一
5うがいのあと わしが思い 田村彌笑 田村てる
6こがらしの 酒のめば 竹枝紋寿 竹枝せん喜美
7雪はしんしん ちょいと出るにも 田村登美香 田村てる
8梅ごよみ 本木寿以照 本木寿以田鶴
9うら見せて せかれ 田村みち 田村てる 替田村弓路
10水差し 大磯 井筒幸樹 井筒治幸滋
11当代めずらし ちょうさや 田村寿國 田村てる
12毛ぞり 本木寿以裕 本木寿以田鶴
13二人が仲 いろとえ 田村艶枝 田村登美子
14惚れて通う 井筒治幸滋 井筒幸一
15うらこぐ舟 本木寿以 本木寿以和
16初雪 初出 田村梅寿 田村てる
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)第87回箏・三絃・尺八鑑賞会
6時半開演 無料 浅草公会堂4階第二集会室
「秋風の曲」「明鏡」「芦の調」「風三章」「春の曲」
五十川真子、奥村美能、田中康盟。
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)第258回長唄東音会
1時開演 5000円 四谷区民ホール
「雛鶴三番叟」山口(太)・高橋(智)、ほか。
「まかしょ」村治(利)・関、ほか。
「外記猿」渡邉・増田、ほか。
「鷺娘」西垣・村尾、ほか。
「臥猫」皆川・赤星、ほか。
「有喜大尽」宮田・味見、ほか。
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)第24回邦楽囃子新の会
1時開演 3000円 日本橋公会堂
「老松」「越後獅子」「会津幻想曲」「時雨西行」「月下輝壮」「石橋」
……………………………………………………………………………………………
12月13日(日)長唄喜美栄会 邦楽囃子万寿美会
1時開演 招待 紀尾井小ホール
東音岩田喜美子、東音大森多津子、東音小山孝恵、
望月初寿三、福原洋子、他。
「越後獅子」「鞍馬山」「角兵衛」「枕獅子」「靭猿」
「松の翁」「鏡獅子」「舌出し三番叟」
……………………………………………………………………………………………
12月13日(日)女流義太夫花のように香れ
2時開演 2000円 蕨市文化ホールくくる
……………………………………………………………………………………………
12月14日(月)第百九回長唄佐門会
2時開演 3000円 内幸町ホール
「十六夜」佐恵隆・佐登繭、ほか。
「範頼道行」佐喜・浅吉、ほか。
「酔猩々」佐姫・佐保幸、ほか。
「蜘蛛拍子舞」佐之隆・佐吉、ほか。
「南蛮哀慕」佐陽・佐助、ほか。
……………………………………………………………………………………………
12月16日(水)紀尾井午後の邦楽 四季の彩り 冬
1時半開演 2000円 紀尾井小ホール
地歌「雪」藤本昭子(三弦)、川瀬露秋(胡弓)
長唄「まかしょ」杵屋利光、杵屋正一郎、杵屋利次郎(唄)
杵屋栄八郎、杵屋勝十朗、杵屋勝国悠(三味線)
堅田新十郎、望月太津之、堅田喜三郎、堅田昌宏/藤舎推峰(囃子)
落語「宿屋の富」三遊亭圓馬
……………………………………………………………………………………………
12月17日(木)清元研究会
4時開演 5000円 紀尾井小ホール
清元清寿太夫(特別出演)、清元梅寿太夫、清元清美太夫(賛助出演)
清元梅光、清元梅二三 他(以上、浄瑠璃)
清元梅吉、清元吉寿朗、清元菊輔(賛助出演)、清元昂洋(賛助出演)
清元梅丸、清元紫葉 他(以上、三味線)
「曾我菊」「喜撰」「文屋」「申酉」
……………………………………………………………………………………………
12月17日(木)第15回(日廣)の会
4時開演 5000円 国立小劇場
「七福神」「寿くらべ」「さらし」「すもう」「桜狩」「東獅子」
……………………………………………………………………………………………
12月17日(木)第55回正派音楽院院内演奏会
1時開演 正派邦楽会館3階ホール
「千代の寿」東洋子。「秋霖譜」樋口景子、前田祐子。
「ままの川」砂金あやか。「神仙調舞曲」鳥光沙耶香。
……………………………………………………………………………………………
12月18日(金)第10回東京文化財研究所
無形文化遺産部公開学術講座
6時?8時半 入場無料 東京国立博物館平成館大講堂
講演1 明治以前の謡とアクセント 高桑いづみ(無形文化財研究室長)
実演と話 謡の復元(松風)味方玄(観世流能楽師)
講演2 近世邦楽とアクセント 坂本清恵(日本女子大学教授)
実演と話 長唄「鶴亀」ほか。稀音家義丸(長唄演奏家)
日吉栄寿(長唄三味線演奏家)杵屋三澄那(長唄演奏家)
……………………………………………………………………………………………
12月19日(土)谷崎潤一郎没後五十年 文豪の聴いた音曲
2時開演 4100円 国立小劇場
【第一部 東京】
小説 『異端者の悲しみ』より
清元節「北州」浄瑠璃・清元梅寿太夫、三味線・清元栄吉ほか。
随筆 『雪』より
長唄「秋の色種」唄・杵屋勝四郎、三味線・稀音家祐介ほか。
【第二部 関西】
小説 『春琴抄』より
地歌「茶音頭 」歌/三絃・菊重精峰、箏・菊萌文子。
小説 『細雪』より
地歌舞「雪」舞・山村光。歌/三絃・菊原光治、胡弓・菊萌文子
小説 『瘋癲老人日記』より
地歌「残月」歌/三絃・富山清琴。
朗読・梅若紀彰。構成演出・倉迫康史。
……………………………………………………………………………………………
12月19日(土)七回忌 中島勝祐追善演奏会
11時開演 証券ホール
ご祝儀より「からかさ俄」まで28番を上演する。
……………………………………………………………………………………………
12月20日(日)女流義太夫演奏会
1時開演 3000円 紀尾井小ホール
竹本駒之助(浄瑠璃)、竹本綾之助(浄瑠璃)、
鶴澤津賀寿(三味線)、鶴澤寛也(三味線)他
「仮名手本忠臣蔵」
……………………………………………………………………………………………
12月21日(月)第二回 国産絹箏弦を聴く会
6時半開演 紀尾井小ホール
今井恵、金子展寛、志村禅保、大学敏悠、吉田敏乃、米川敏子。
「薄桜」「三つの断章」「六段の調」「千鳥の曲」「乱れ」
……………………………………………………………………………………………
12月23日(水・祭)第二回 一中節稀曲の会
2時開演 5000円 紀尾井小ホール
都 一中(弾き語り)一中節「夕霞浅間嶽 上・下」
一中節「少将道行」、三絃独奏曲「春の宵」
……………………………………………………………………………………………
12月27日(日)第10回記念 邦楽の友「メルマガ@コンサート」
1時開演 紀尾井小ホール
「めるまが」読者、 並びに「邦楽の友誌」愛読者による公募による
第10回目のコンサートを催します。
終演後は打ち上げを兼ねた忘年会を行います。
どなたでも参加できます。楽しいオフ会にいたしましょう。
……………………………………………………………………………………………
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃メ┃-┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃★ ┣━┳━┳━┳━┳━┓
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┫広┃告┃募┃集┃中┃
┗━┻━┻━┻━┻━┛
邦楽の友社発行の邦楽の友メールマガジンでは広告を募集しています。
詳しくは<http://www.hougaku.co.jp/mailmagazine/mg_koukoku.html>
……………………………………………………………………………………………
■唄って踊って町おこし、松戸小うた・坂川小うた■
■松戸小うた連、活躍中■

「松戸小うた」「坂川小うた」は松戸市観光協会の推奨品です。
中條京子の踊りのグループ「松戸小うた連」参加者を募集中。
お問合せ先 「中條京子音楽事務所」
千葉県松戸市栄町西3丁目1134の8 電話・FAX 047-368-4339
……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
4「12月号のご案内693号」「NHK12月694号」
<http://www.hougaku.co.jp/mailmagazine/mg_back.html>
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
5「邦楽の友社 社告一覧」お問合せは<Mailto:mag@hougaku.co.jp>
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
★ 「邦楽の友レーベル」からCDを発売しませんか。ご相談承ります。★
<http://www.hougaku.co.jp/cd/index.html>
CD邦楽の友レーベル既刊1〜16【1「うたふ」粋有芙、2「SHIN」
宮下伸、3「端唄で遊ぶ」粋有芙、4「飛躍のとき」花季利恵、5「松戸
小うた」中條京子、6「新内の世界」富士松鶴千代、7「リュウの記憶」
宮下伸、8「古典の景色」山木七重、9「水晶の音」遠藤千晶、10「坂川
小うた」中條京子、11「風の盆に魅せられて」蓼胡珠己、12「江戸
小曲六歌仙」、13「古典のしおり」小野正志、14「聖なる息吹」外山香、
15「古典のしおり2」小野正志、16「祈り・縁・絆」小野正志、
17「古典のしおり3」小野正志。】
お問い合わせ 03・5451・3068(企画部中村)
……………………………………………………………………………………………
★お稽古場案内に参加しませんか★
<http://www.hougaku.co.jp/cgi-bin/kensaku.cgi?act=keiko>
初年度13000円 翌年から管理費1年3000円
……………………………………………………………………………………………
★ ホームページを造りませんか★【10万円】
<mailto:nakamura@hougaku.co.jp>
……………………………………………………………………………………………
★邦楽の友社主催「名流端唄会」★
平成28年5月23日(月)三越劇場
……………………………………………………………………………………………
★小唄鶴亀会★
平成28年2月25日(木)三越劇場
……………………………………………………………………………………………
記載された内容は予告することなく変更することがあります。
本メールに掲載された記事を許可なく複製、転載する事を禁じます。
ご意見・ご要望など、下記までご連絡下さい。
編集:守谷幸則 <Mailto:mag@hougaku.co.jp>
発行:株式会社邦楽の友社
〒156-0053 世田谷区桜3-26-2
TEL:03-5451-3068
FAX:03-5451-3069
邦楽の友社公式サイト <http://www.hougaku.co.jp/>
……………………………………………………………………………………………
送信する時に、文字化けてしまう可能性があるお名前は、
カタカナ・ひらがな、に変えさせていただいております。
……………………………………………………………………………………………
*邦楽の友メールマガジンより転載。転載承認済

カテゴリー: 邦楽の友メールマガジン | コメントする

三味線コラム -No.131 昔の撥

皆さんこんばんは。
忘年会の季節になりましたが、みなさん如何ですか?
私は先週飲み過ぎで調子悪かったです。(恥)
体調管理には気をつけましょうね。

さて先週まで連載していた江戸時代の三味線”櫻”には象牙撥が付いております。
151210oldbachi04

正確に言いますとこの象牙撥は櫻に付いていたわけではありません。
ですので江戸時代の撥とは言えません。
ですが昔の撥の形をよく残していると思います。

いまの象牙撥と比べると、
151210oldbachi01
私も何丁も昔の撥を見るのですが、このような開きが短くて全長が長い撥がをよく見ます。
浮世絵の撥を見るとこのような撥を使っています。
江戸時代はこのような形の撥を使っていたようです。

私このような撥を見ると義太夫の撥に似てるなといつも思います。
151210oldbachi03
これが今の義太夫の撥です。
昔の撥と比べますと、
151210oldbachi02
よく似ています。

やはり義太夫は三味線の昔の形をよく残していると思います。
先の厚さは全然違いますが。

昔の撥は先も大分薄いです。
今の長唄のような弾き方ですと先が折れてしまうと思います。

弾き方も違ったのでしょうね。
どう弾いたのでしょうか興味深いですね。
これは演奏家の方の意見を聞いてみたいのですが、私なりに想像しますに、
さらさらと糸を弾くようにゆっくり弾いたのでしょうか。

何れにしても今の弾き方とは大分違ったのでしょうね。
演奏方法も時代とともに変わるんですね。

亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/

カテゴリー: コラム | コメントする

日高洋輔の奮闘記その百三十二”灯”

日高洋輔の奮闘記その百三十二”灯”

 

 

寒い日が続きます(#^.^#)

 

今日は、帰宅時

豪徳寺駅のすぐ隣の広場で
イルミネーションが灯ってました
( ´ ▽ ` )ノ

image

豪徳寺にもクリスマスシーズン到来です(^。^)

 

どこぞの国では、

四ヶ月も前の九月からクリスマスの飾り付けが始まり、

お祭り気分をなが〜く味わう国もあるそうです

 

 

いずれにしろお祭りシーズンは賑やかで、ワクワクした気分にしてくれます (^。^)

カテゴリー: スタッフ日高洋輔の奮闘記 | コメントする

邦楽の友メールマガジン2015年12月04日号(転載)

皆さんこんばんは。邦楽専門紙『邦楽の友』さんのメルマガです。
私も読んでいますが、おたすけ社鳥さんのお話は面白いです。
┏━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆邦┃楽┃の┃友┃メールマガジン     ◆2015年12月4日第695号◆
┗━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■邦楽の友メルマガ@コンサート出演者募集中
12月27日(月)1時開演・3時頃終演予定 紀尾井小ホール
出演料 一番(出入り込み10分以内) 3万円
演目 自由(どなたでも参加できます)
問合 ㈱邦楽の友社 03-5451-3068
FAX 03-5451-3069 Mailto:mag@hougaku.co.jp

・・・‥‥…━━━━━━━━┃内┃容┃!┃━━━━━━━━………・・・
★おたすけ社鳥の話「間違っていたら御免なさい」(目次の1)
★伝統する現在(いま)古典小唄の精妙 大田村の時代・
東京文化財研究所無形文化遺産部公開学術講座(目次の2)
★12月5日より12月20日までの演奏会(目次の3)
★「12月号目次693号」「NHK694号」(目次の4)
★邦楽の友社 社告・広告一覧(目次の5)
月刊「邦楽の友」誌 お申し込みは <mailto:info@hougaku.co.jp> へ。
年間購読(12ヶ月)9800円(送料当社負担)
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
……………………………………………………………………………………………
【鶴賀若狭掾 新内リサイタル「明治の女三題」】
12月5日(土)2時開演 5000円 紀尾井小ホール
鶴賀若狭掾(浄瑠璃)、鶴賀伊勢吉(浄瑠璃・三味線)、
鶴賀伊勢一郎(三味線)、藤間仁章、花柳貴比(舞踊)他。
素浄瑠璃「婦系図」、新内舞踊「酔月情話」、素浄瑠璃「十三夜」
……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━邦楽の友社が送るメールマガジンです♪━━━━━━□■□
バックナンバー◆<http://www.hougaku.co.jp/mailmagazine/mg_back.html>
中止される場合は <Mailto:mag@hougaku.co.jp> までご連絡をお願いします。
このメールは、Windowsをお使いの方はMSゴシック、Macintoshを
お使いの方はOsaka等幅などの「等幅フォント」で最適にご覧いただけます。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
1「おたすけ社鳥の邦楽ここだけの話」(681)
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
間違っていたら御免なさい
(株)邦楽の友社 社長 守谷幸則
「喪中についてどう思う」と聞かれました。
「君はこの世界にいるのだから分かるだろう」
70歳代の畏友からです。
「どう思うってどういうことですか」
「喪中の家に年賀状を出していいかどうか」

「それはそれぞれでしょう」
「喪中はがきが来ているんだけど」
出しても出さなくてもいいですよ。
喪中につき年賀欠礼いたしますというのは
自分からは年賀の挨拶はできませんという意味です。

あちらからは年賀状は来ない。
こちらは喪中ではないので送る。
それに対して受け取ったほうは
松の内が明けてから寒中見舞いで対応する。
一般的にはそういうことです。

もちろん葉書の顔を立てて遠慮する
つまり出さないという選択肢もあります。
そのへんは個人の意志
そのお家の流儀ですね。

付き合い方にもよりますが
年がら年中逢っている人ではないんでしょ。
年賀状には「こちらは元気です」という意図があるので
一年いっぺんのご挨拶と考えるのです。

そもそもそういう質問が出るということは
出そうか出すまいか迷ってるんでしょ。
出す気が半分、止めようという気が半分。
迷っているときは出した方がいいですね。

で、結論はというと
どちらでも間違いではないのだから
お心のままにどうぞ。
間違っていたら御免なさい(笑)

……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
2「リアルタイム情報」新着情報 並びに「投稿」ページ
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
【ニュース・投稿 募集】
邦楽の友メールマガジンでは邦楽ニュースを募集しています。
冠婚葬祭、ちょっとした時事ネタなど、なんでもどうぞ。
Mailto:mag@hougaku.co.jp(35文字5行以内でお願い致します。)
……………………………………………………………………………………………
邦楽の友主催
伝統する現在(いま)古典小唄の精妙
大田村の時代

12月12日(土)2時開演 4000円 紀尾井小ホール

1主さんと お互いに 田村成美 田村弓路
2あみ島心中 本木寿以香 本木寿以田鶴
3ござれ 行こうか戻ろか 田村登美子 田村てる
4青柳の糸 井筒幸和 井筒治幸滋 替井筒幸一
5うがいのあと わしが思い 田村彌笑 田村てる
6こがらしの 酒のめば 竹枝紋寿 竹枝せん喜美
7雪はしんしん ちょいと出るにも 田村登美香 田村てる
8梅ごよみ 本木寿以照 本木寿以田鶴
9うら見せて せかれ 田村みち 田村てる 替田村弓路
10水差し 大磯 井筒幸樹 井筒治幸滋
11当代めずらし ちょうさや 田村寿國 田村てる
12毛ぞり 本木寿以裕 本木寿以田鶴
13二人が仲 いろとえ 田村艶枝 田村登美子
14惚れて通う 井筒治幸滋 井筒幸一
15うらこぐ舟 本木寿以 本木寿以和
16初雪 初出 田村梅寿 田村てる
……………………………………………………………………………………………
【第10回東京文化財研究所無形文化遺産部公開学術講座】
12月18日(金)6時?8時半 入場無料 東京国立博物館平成館大講堂
講演1 明治以前の謡とアクセント 高桑いづみ(無形文化財研究室長)
実演と話 謡の復元(松風)味方玄(観世流能楽師)
講演2 近世邦楽とアクセント 坂本清恵(日本女子大学教授)
実演と話 長唄「鶴亀」ほか。稀音家義丸(長唄演奏家)
日吉栄寿(長唄三味線演奏家)杵屋三澄那(長唄演奏家)

東京文化財研究所無形文化遺産部 台東区上野公園13―43
03―3823―4853
……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
3「今週のおすすめ演奏会情報」
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
♪───────────┐
│演奏会に行きませんか?│
♪───────────♪
「メール」でいただければ無料掲載いたします。
(35文字4行以内でお願い致します。)<Mailto:mag@hougaku.co.jp>
状況により中止、延期の場合がありますので確認の上お出かけ下さい。
……………………………………………………………………………………………
12月5日(土)鶴賀若狭掾 新内リサイタル「明治の女三題」
2時開演 5000円 紀尾井小ホール
鶴賀若狭掾(浄瑠璃)、鶴賀伊勢吉(浄瑠璃・三味線)、
鶴賀伊勢一郎(三味線)、藤間仁章、花柳貴比(舞踊)他。
素浄瑠璃「婦系図」、新内舞踊「酔月情話」、素浄瑠璃「十三夜」
……………………………………………………………………………………………
12月5日(土)藤本昭子地歌ライブ
2時半開演 3000円 求道会館
「四季の眺」歌、三弦・藤本昭子。歌、箏・岡村愛。
「影法師」歌、三弦・藤本昭子。
「八重衣」歌、三弦・藤本昭子。歌、箏・遠藤千晶。尺八・芦垣皐盟。
……………………………………………………………………………………………
12月5日(土)第25回若樹会
12時開演 2000円 証券ホール
第一部(糸の審査)「ほととぎす」大仲千恵子。「いつしかに」渡辺恵理。
「中洲の雨」西尾由佳。「おみくじの」扇和弓。「勝名のり」蓼佳壽樹。
「辰巳の左褄」田村弓路。
(唄の審査)「夏の川面」高橋香代子。「編笠」森広珠世。
「青いガス灯」清水みどり。「目に青葉」井上紀恵。「向こう通るは」原田好。
「空ほの暗き」丸山京子。「よりを戻して」鳥羽由記。「河水」扇美晴。
「主さんと」田村茂美。「上汐」井筒寿美紫。「梅が香」井筒幸一。
第二部(若樹賞受賞者演奏)36番。
……………………………………………………………………………………………
12月6日(日)今藤長十郎三味線の響
4時半開演 6000円 よみうり大手町ホール
「巽の達引」「絃調―月夜」「楠公」
……………………………………………………………………………………………
12月6日(日)グループ夢箏花 箏演奏会
1時半開演 無料 ドーンセンターホール
「AXIS」「鷹」「螺鈿」「ディズニーメドレー」
「いとたけ」「ラストクリスマス」「龍星群」
「飛騨によせる3つのバラード」「翼にのって」
年末を締めくくる華やかな曲を中心にしたプログラムです!
……………………………………………………………………………………………
12月7日(月)尺八本曲空間曼荼羅 鳥獣之賦
7時開演 5000円 築地本願寺ブディストホール
「獅子」「千鳥之曲」「鳳将雛抄」「鹿之遠音」「秘曲鶴之巣籠」
三橋貴風、遠藤千晶、青木彰時。
……………………………………………………………………………………………
12月9日(水)後藤すみ子指導による麦の会 第2回
7時開演 2000円 すみだトリフォニーホール小ホール
「萩の露」「五十鈴川・祭の太鼓」「三つの断章」
「六つの断章」「三十三本の弦のための三重奏曲」
井上千恵子、福本礼美、井上美和。
……………………………………………………………………………………………
12月10日(木)第三十回 三曲奨励会
6時半開演 1500円 紀尾井小ホール
城ヶ崎明雪勢(箏)、奥山益勢(三絃)、南海佳子(箏)、
多々良香保里(三絃)、安島瑶山(尺八)、櫻井理香(尺八)、
大嶋敦子、設楽千聡代、佐々木千香能(箏)、樋口千清代(三絃)
「行く秋」「高麗の春」「四季の段」他
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)邦楽の友主催による企画コンサート
伝統する現在(いま)古典小唄の精妙?大田村の時代
2時開演 4000円 紀尾井小ホール
1主さんと お互いに 田村成美 田村弓路
2あみ島心中 本木寿以香 本木寿以田鶴
3ござれ 行こうか戻ろか 田村登美子 田村てる
4青柳の糸 井筒幸和 井筒治幸滋 替井筒幸一
5うがいのあと わしが思い 田村彌笑 田村てる
6こがらしの 酒のめば 竹枝紋寿 竹枝せん喜美
7雪はしんしん ちょいと出るにも 田村登美香 田村てる
8梅ごよみ 本木寿以照 本木寿以田鶴
9うら見せて せかれ 田村みち 田村てる 替田村弓路
10水差し 大磯 井筒幸樹 井筒治幸滋
11当代めずらし ちょうさや 田村寿國 田村てる
12毛ぞり 本木寿以裕 本木寿以田鶴
13二人が仲 いろとえ 田村艶枝 田村登美子
14惚れて通う 井筒治幸滋 井筒幸一
15うらこぐ舟 本木寿以 本木寿以和
16初雪 初出 田村梅寿 田村てる
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)第87回箏・三絃・尺八鑑賞会
6時半開演 無料 浅草公会堂4階第二集会室
「秋風の曲」「明鏡」「芦の調」「風三章」「春の曲」
五十川真子、奥村美能、田中康盟。
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)第258回長唄東音会
1時開演 5000円 四谷区民ホール
「雛鶴三番叟」山口(太)・高橋(智)、ほか。
「まかしょ」村治(利)・関、ほか。
「外記猿」渡邉・増田、ほか。
「鷺娘」西垣・村尾、ほか。
「臥猫」皆川・赤星、ほか。
「有喜大尽」宮田・味見、ほか。
……………………………………………………………………………………………
12月12日(土)第24回邦楽囃子新の会
1時開演 3000円 日本橋公会堂
「老松」「越後獅子」「会津幻想曲」「時雨西行」「月下輝壮」「石橋」
……………………………………………………………………………………………
12月13日(日)長唄喜美栄会 邦楽囃子万寿美会
1時開演 招待 紀尾井小ホール
東音岩田喜美子、東音大森多津子、東音小山孝恵、
望月初寿三、福原洋子、他。
「越後獅子」「鞍馬山」「角兵衛」「枕獅子」「靭猿」
「松の翁」「鏡獅子」「舌出し三番叟」
……………………………………………………………………………………………
12月13日(日)女流義太夫花のように香れ
2時開演 2000円 蕨市文化ホールくくる
……………………………………………………………………………………………
12月14日(月)第百九回長唄佐門会
2時開演 3000円 内幸町ホール
「十六夜」佐恵隆・佐登繭、ほか。
「範頼道行」佐喜・浅吉、ほか。
「酔猩々」佐姫・佐保幸、ほか。
「蜘蛛拍子舞」佐之隆・佐吉、ほか。
「南蛮哀慕」佐陽・佐助、ほか。
……………………………………………………………………………………………
12月16日(水)紀尾井午後の邦楽 四季の彩り 冬
1時半開演 2000円 紀尾井小ホール
地歌「雪」藤本昭子(三弦)、川瀬露秋(胡弓)
長唄「まかしょ」杵屋利光、杵屋正一郎、杵屋利次郎(唄)
杵屋栄八郎、杵屋勝十朗、杵屋勝国悠(三味線)
堅田新十郎、望月太津之、堅田喜三郎、堅田昌宏/藤舎推峰(囃子)
落語「宿屋の富」三遊亭圓馬
……………………………………………………………………………………………
12月17日(木)清元研究会
4時開演 5000円 紀尾井小ホール
清元清寿太夫(特別出演)、清元梅寿太夫、清元清美太夫(賛助出演)
清元梅光、清元梅二三 他(以上、浄瑠璃)
清元梅吉、清元吉寿朗、清元菊輔(賛助出演)、清元昂洋(賛助出演)
清元梅丸、清元紫葉 他(以上、三味線)
「曾我菊」「喜撰」「文屋」「申酉」
……………………………………………………………………………………………
12月17日(木)第15回(日廣)の会
4時開演 5000円 国立小劇場
「七福神」「寿くらべ」「さらし」「すもう」「桜狩」「東獅子」
……………………………………………………………………………………………
12月17日(木)第55回正派音楽院院内演奏会
1時開演 正派邦楽会館3階ホール
「千代の寿」東洋子。「秋霖譜」樋口景子、前田祐子。
「ままの川」砂金あやか。「神仙調舞曲」鳥光沙耶香。
……………………………………………………………………………………………
12月18日(金)第10回東京文化財研究所
無形文化遺産部公開学術講座
6時?8時半 入場無料 東京国立博物館平成館大講堂
講演1 明治以前の謡とアクセント 高桑いづみ(無形文化財研究室長)
実演と話 謡の復元(松風)味方玄(観世流能楽師)
講演2 近世邦楽とアクセント 坂本清恵(日本女子大学教授)
実演と話 長唄「鶴亀」ほか。稀音家義丸(長唄演奏家)
日吉栄寿(長唄三味線演奏家)杵屋三澄那(長唄演奏家)
……………………………………………………………………………………………
12月19日(土)谷崎潤一郎没後五十年 文豪の聴いた音曲
2時開演 4100円 国立小劇場
【第一部 東京】
小説 『異端者の悲しみ』より
清元節「北州」浄瑠璃・清元梅寿太夫、三味線・清元栄吉ほか。
随筆 『雪』より
長唄「秋の色種」唄・杵屋勝四郎、三味線・稀音家祐介ほか。
【第二部 関西】
小説 『春琴抄』より
地歌「茶音頭 」歌/三絃・菊重精峰、箏・菊萌文子。
小説 『細雪』より
地歌舞「雪」舞・山村光。歌/三絃・菊原光治、胡弓・菊萌文子
小説 『瘋癲老人日記』より
地歌「残月」歌/三絃・富山清琴。
朗読・梅若紀彰。構成演出・倉迫康史。
……………………………………………………………………………………………
12月19日(土)七回忌 中島勝祐追善演奏会
11時開演 証券ホール
ご祝儀より「からかさ俄」まで28番を上演する。
……………………………………………………………………………………………
12月20日(日)女流義太夫演奏会
1時開演 3000円 紀尾井小ホール
竹本駒之助(浄瑠璃)、竹本綾之助(浄瑠璃)、
鶴澤津賀寿(三味線)、鶴澤寛也(三味線)他
「仮名手本忠臣蔵」
……………………………………………………………………………………………
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃メ┃-┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃★ ┣━┳━┳━┳━┳━┓
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┫広┃告┃募┃集┃中┃
┗━┻━┻━┻━┻━┛
邦楽の友社発行の邦楽の友メールマガジンでは広告を募集しています。
詳しくは<http://www.hougaku.co.jp/mailmagazine/mg_koukoku.html>
……………………………………………………………………………………………
■唄って踊って町おこし、松戸小うた・坂川小うた■
■松戸小うた連、活躍中■

「松戸小うた」「坂川小うた」は松戸市観光協会の推奨品です。
中條京子の踊りのグループ「松戸小うた連」参加者を募集中。
お問合せ先 「中條京子音楽事務所」
千葉県松戸市栄町西3丁目1134の8 電話・FAX 047-368-4339
……………………………………………………………………………………………
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
4「12月号のご案内693号」「NHK12月694号」
<http://www.hougaku.co.jp/mailmagazine/mg_back.html>
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
5「邦楽の友社 社告一覧」お問合せは<Mailto:mag@hougaku.co.jp>
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
★ 「邦楽の友レーベル」からCDを発売しませんか。ご相談承ります。★
<http://www.hougaku.co.jp/cd/index.html>
CD邦楽の友レーベル既刊1~16【1「うたふ」粋有芙、2「SHIN」
宮下伸、3「端唄で遊ぶ」粋有芙、4「飛躍のとき」花季利恵、5「松戸
小うた」中條京子、6「新内の世界」富士松鶴千代、7「リュウの記憶」
宮下伸、8「古典の景色」山木七重、9「水晶の音」遠藤千晶、10「坂川
小うた」中條京子、11「風の盆に魅せられて」蓼胡珠己、12「江戸
小曲六歌仙」、13「古典のしおり」小野正志、14「聖なる息吹」外山香、
15「古典のしおり2」小野正志、16「祈り・縁・絆」小野正志、
17「古典のしおり3」小野正志。】
お問い合わせ 03・5451・3068(企画部中村)
……………………………………………………………………………………………
★お稽古場案内に参加しませんか★
<http://www.hougaku.co.jp/cgi-bin/kensaku.cgi?act=keiko>
初年度13000円 翌年から管理費1年3000円
……………………………………………………………………………………………
★ ホームページを造りませんか★【10万円】
<mailto:nakamura@hougaku.co.jp>
……………………………………………………………………………………………
★邦楽の友社主催「名流端唄会」★
平成28年5月23日(月)三越劇場
……………………………………………………………………………………………
★小唄鶴亀会★
平成28年2月25日(木)三越劇場
……………………………………………………………………………………………
記載された内容は予告することなく変更することがあります。
本メールに掲載された記事を許可なく複製、転載する事を禁じます。
ご意見・ご要望など、下記までご連絡下さい。
編集:守谷幸則 <Mailto:mag@hougaku.co.jp>
発行:株式会社邦楽の友社
〒156-0053 世田谷区桜3-26-2
TEL:03-5451-3068
FAX:03-5451-3069
邦楽の友社公式サイト <http://www.hougaku.co.jp/>
……………………………………………………………………………………………
送信する時に、文字化けてしまう可能性があるお名前は、
カタカナ・ひらがな、に変えさせていただいております。
……………………………………………………………………………………………
*邦楽の友メールマガジンより転載。転載承認済

カテゴリー: 邦楽の友メールマガジン | コメントする

三味線コラム -No.130 江戸時代の三味線”櫻”最終回。

皆さんこんばんは。
今回で当店所ゆう江戸時代の三味線’櫻’について、
最後にしたいと思います。

櫻は今の三味線と同じように3つに分かれるのですが、
今の三味線とは分かれるところが違います。

151203sakura01
151203sakura02
以上のように櫻は中木のところで取れます。
アップにしてみると、
151203sakura03

なぜここで分けたのでしょうか?
多分最初は中木のところは分かれない三味線を作っていたのだろうと思います。
戦前の三味線は三味線の真ん中で分かれるだけの二つ折りの三味線が多いいのです。

それではやはり”かさばる”ということで中木のところで分けたのではないでしょうか。
江戸時代は旅行で夜、宿に泊まるとTVなど娯楽が全くありませんから、三味線を持って行って楽しんだ人もいると思います。
その為にコンパクトにしたのではないでしょうか。

職人的に見ると、ここにホゾがあると、ハ(棹と胴とのバランス)を直しやすいかなと思います。

あと三味線の最後の先のところに金物が付いています。
151203sakura04
リンドウと言いますが、現在は義太夫三味線や津軽三味線に現在も付いてます。
義太夫三味線は三味線の古い形を残しているので、昔はリンドウ付きが普通だったんでしょうね。

胴の方にもリンドウは付いてます。
151203sakura06

杵屋佐吉先生の江戸時代の三味線”野路”にもリンドウが付いています。
杵屋佐吉先生所有”野路”のページ
杵屋佐吉先生HPより
http://www.samonkai.com/library/sakichi_library01.html

ここが金属ですと、楔を差し込んでハの調節ができますね。
義太夫の演奏者も今でもそうしてますので、昔はそれが普通だったんでしょう。

浮世絵の三味線にもリンドウが付いています。
151203sakura07リンドウが付いていますね。

胴も比べてみると、
151203sakura05微妙に櫻の胴は長手(胴の長い方)が短く、短手(胴の短い方)が長いです。

櫻を見てみると、三味線は時代と共に変わっていくんだな〜〜〜と思いますね。(^^)

亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/

カテゴリー: コラム | コメントする

日高洋輔の奮闘記その百三十一”胡弓の弓’

日高洋輔の奮闘記その百三十一”胡弓の弓”

 

 

今日は胡弓の弓に松ヤニを塗りました(^。^)

 

固形の松ヤニを砕いて粉にして塗ってゆくのですが、

 

粉が細かいほど馬の毛には良くつくので、

 

カナヅチや丸い木の棒で、これでもかというほどサラサラの粉にします。

 

 

それを毛に塗った後、熱を加えて、

 

和紙にくるんで湿気を与えて、

 

出来上がり(^_^)☆

image

カテゴリー: スタッフ日高洋輔の奮闘記 | コメントする

三味線コラム -No.129 江戸時代の三味線は細い!

皆さんこんばんは。
今日は寒いですね〜〜北海道は大雪だそうです。
スキー場は雪が無くて困っていたようですので、スキー関係者には朗報でしょうね。

さあ三味線の話題に移りましょうか。

この”櫻”に限らず、昔の三味線は細いですね。
桜は今の長唄の三味線の太さの8割位しかありません。
151126edo04
我々の使っている尺貫法ですと、櫻は6分3厘、今の長唄は8分1厘です。
6分と聞くと私たちは相当細く感じます。

因みに、いま矢印のところの寸法を出すと三味線全体の寸法が大体決まります。
例えばここが8分1厘ですと、棹の下の方は3厘〜5厘増しの8分4厘〜6厘面幅になります。

151126edo01
その割に天神が大きいように感じます。

ですので昔の浮世絵は天神が大きく描かれていますね。
151126edo05
こちらの歌川国貞(天明6年〈1786年〉 – 元治元年〈1865〉)の浮世絵の三味線は家の “櫻”に近いスタイルをしていますね。

棹の割に天神と胴が大きい。
この絵の三味線にも胴のところに蒔絵が描かれています。
糸巻きは”櫻”と同じデザインの糸巻きが使われているように見えます。
その頃のスタンダードな糸巻きなだったのでしょうか?

糸巻きを見ているから、糸巻きの調子が悪くて、
"お浚い会が近いから三味線屋さんに持っていかなくちゃ。"
なんて思っているのかな。

ン〜〜〜、想像力が広がります。(^^)/

亀ちゃんより
http://www.e-kameya.com/

カテゴリー: コラム | コメントする

日高洋輔の奮闘記その百三十”綾杉彫り”

日高洋輔の奮闘記その百三十”綾杉彫り”

image

質の高い三味線の胴の中には、このように綾杉彫り”あやすぎぼり”
という加工がされてあります。

image

 

今は機械で彫られてる物が多いですが、昔は職人さんが、一つ一つ突きノミで、彫っていました。

 

道具の刃が良く切れないと綺麗に彫れないし、

 

堅い花林の木なので、

何度も刃を砥ぐ必要があったのだと思います(´-`).。oO

 

 

これだけ正確に
ひと突きひと突きを彫るには

 

よほどの忍耐と集中力が必要だったのだろうなぁと思う今日この頃
(#^.^#)

カテゴリー: 未分類 | コメントする